【浜松で膝が痛い!オスグッドの痛みで悩んでいる小学生へ】

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アーチコラム 【浜松で膝が痛い!オスグッドの痛みで悩んでいる小学生へ】

こんにちは、アーチ鍼灸整骨院の中川直紀です。

 

私は鍼灸師の資格を持っており、静岡県や愛知県を中心に店舗展開をしているアーチフィジカルケアグループのAthlete Viilage浜松、アーチ鍼灸整骨院で勤務しています。

 

そして、学生時代サッカーを行っていた経験を活かし、高校サッカーチームのトレーナー帯同やランニングイベント、バレーボールトレーニングなどを開催させて頂いております。小学生に関わらず,世の中には膝の痛みで悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。

 

 

 

バレーボールについてはこちら。

トレーナー報告はこちら。

 

 

 

 

【浜松で膝が痛い!オスグッドの痛みで悩んでいる小学生へ】

 

今回は,なぜ膝が痛くなる人が多いのか。

 

痛くなる原因は,なぜなのかについて解説していきます。

 

踵の痛みはこちら。 

 

まず,小学生に多い膝の痛みについてです。

 

 

 

 

・オスグッド

・ジャンパー膝

・分裂膝蓋骨

・腸脛靭帯炎

 

などなど

 

それ以外にもありますが,挙げた4つの症状が特に多いように感じます。

 

前十字靭帯損傷後の痛みの方はこちら。

 

1つずつ,痛みの出る場所と症状についてお伝えしていきます。

 

 

〈オスグッド〉

-痛みが出る場所

脛骨粗面

膝の下の辺りで、少し出っぱっているところ

 

 

 

-症状

触ると痛い

骨がだんだん出っ張ってくる

しゃがむと痛い

正座が痛くてできない

膝を曲げられない   Etc...

 

-原因

よく成長痛と言われるが、身長が伸びるときに骨が先に伸びて、その1年後に筋肉の長さが伸びると言われている。

そのため、脛骨粗面に筋肉が付着するのですが、その筋肉よりも骨が先に成長して筋肉が長さを保てなくなりものすごく引っ張りが強くなります。

その引っ張りに耐えられなくなり、骨が少しずつめくれるようになってしまい前へ出っ張るような状態になります。その結果痛みが強く現れることが多いです。

 

〈ジャンパー膝〉

-痛みが出る場所

鵞足部

膝の下のあたりのやや内側

 

 

-症状

触ると痛い

しゃがむと痛い

ジャンプすると痛い etc...

 

-原因

名前の通り、ジャンプ動作が多い競技の人に多いです。もちろんそれ以外の人でも痛みが出る場合があります。ジャンパー膝は、運動の中で膝の曲げ伸ばしが多くなるとなりやすいです。鵞足と言われるところに3つの筋肉が付着しています。ジャンプの着地などで膝が内に入るような姿勢が多くなると鵞足部に付着する筋肉が引っ張られて痛みが出てしまいます。

 

〈分裂膝蓋骨〉

-痛みが出る場所

膝蓋骨上部

お皿ということの多い場所です

 

 

-症状

触ると痛い

膝を曲げていると痛い

運動の膝の曲げ伸ばしで痛い

 

-原因

膝蓋骨という骨が2つに分裂している状態です。主にレントゲン検査をしてわかることが多いです。運動中などに膝のお皿の周りが痛くなります。転倒したことによって痛みが出る場合もありますが、原因は不明と言われています。諸説ありますが、激しい運動での膝の曲げ伸ばしの繰り返しや成長の過程で骨の癒合不全ではないかと言われています。強く痛みが出ている人もいますが、中には無症状でたまたまレントゲン検査で発覚する人もいます。

 

〈腸脛靭帯炎〉

-痛みが出る場所

Grady結節周囲

膝の下あたりの外側

 

 

-症状

触ると痛い

運動時に外側への痛みが出る

ストレッチのような形で外側を伸ばすと痛い

膝の曲げ伸ばしで痛みが出る

 

-原因

別名ランナー膝とも言われる。走ったりの運動時に外側へ膝関節が押し出されるようなストレスが連続して加わることにより、痛みが出る。

 

 

以上のように、各症状でまとめましたが当てはまるような症状がありましたでしょうか?

 

もちろん、膝の痛みに症状はまだまだ多くあります。

 

しゃがみや正座で膝が痛い方はこちら。

 

 

当てはまらない場合は、他の症状の可能性があるので早めに医療機関での受診をお勧めします。

 

 

では、なぜ膝に痛みが出てしまうことが多いのか。

 

これは、膝の痛みが出ている人に共通していることがあります。

 

運動や身体を動かすときに膝を中心に動かしているということです。

 

例えば、しゃがみかた。

 

どのようにしゃがみますか?

 

本来、しゃがむときに膝はしっかりと曲がってもらわないといけません。

 

それは事実です。

 

 

ですが、膝だけでなく股関節や足首はしっかりと曲がっているでしょうか?

 

 

股関節や足首というのは、関節の構造上膝よりも動く範囲が大きい関節の構造になっています。

 

それと比べて、膝は屈曲、伸展という曲げ伸ばしの動きしかほとんどないと言われています。

 

それなのにしゃがむ時に股関節や足首が曲がらずにかたさが出てしまっていると、代償動作と言ってその動きをかばうような動きが起こります。

 

その影響によって、太もも(大腿骨)とすね(下腿)とのねじれが生じやすくなり、本来曲げ伸ばししかほとんど動かない構造になっている膝の部分で回旋という代償の動きが起こりやすくなってしまいます。

そのため、しゃがんだ時に膝を通る筋肉が引き伸ばされすぎて痛みがでたり、靭帯が伸ばされ続けて痛みが出るというようなことが起こります。

 

そうなると、もうわかってきましたよね?

 

膝の痛みを改善するためには、運動を休んだり、期間を空けるだけでは痛みの原因は解決しません。

 

膝の痛みの根本的な原因はなんなのか。

 

その部分が改善されて初めて膝の痛みが解決します。

 

理想的なしゃがみかたと膝が痛い人に多いしゃがみかたです。

 

 

 

 

 

 

是非一度確認してみてください。

 

股関節を使ったトレーニンングはこちら。 

 

 

アーチ鍼灸整骨院

静岡県浜松市中区葵東2−8−14

053−523−9190

鍼灸師 : 中川 直紀

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