アーチコラム 腰の右、左の片側だけ痛い。ヘルニアではないらしいけど、、、(スポーツラボ鍼接骨院 沖縄)
腰の右側だけ痛い。
左側だけ痛い。
病院には行っていて、
ヘルニアではないらしいけど、
痛みが取れない。
腰に負担のかかるような動きを
しているわけではないのに、
痛みが抜けない。
マッサージをすると痛みが和らぐが、
ちょっと時間が立つと元の痛みに戻ってしまう。
長いこと痛いので、そろそろどうにかしたい。
今回は、
「腰の右、左の片側だけ痛い。
ヘルニアではないらしいけど、、、」
そんな方の為の記事です。
目次
①痛みの原因
まずは、この写真の人の姿勢をみて下さい。
上半身が右へかなり傾いています。
この方はAさん、腰の右側だけ痛みがあります。
腰を捻ったり、ぶつけたりしたわけではなく、
腰の右側が痛くなり、
1か月近く痛みが取れなかったそうです。
症状は
腰を反る、
身体を右へ傾ける、
身体を右へ捻る
といった動きで痛みが右腰に痛みが確認できました。
それ以外の動きは大丈夫。
左腰も痛み無し。
といった状態です。
この、
痛みの部位が左右いずれかの片側のみ。
痛みが出る動きが左右非対称。
左右非対称の痛みで、
ヘルニアや脊柱管狭窄症などの神経が関与する腰痛ではない場合は、
姿勢の左右差(左右のズレ)が原因で痛みが出ていることが多いです。
Aさんに関しては、上半身が右に傾いています。
さらに、骨盤が左側を向くように捻じれています。
写真ですと、少しわかりにくいですが。
この姿勢だと、右腰の筋肉はずーっと潰されて
固まっている状態になってしまいます。
つぶされている筋肉は、腰の横の筋肉
「腰方形筋」ですね。
その固まっている筋肉に、さらに潰すようなストレスをかけると詰まるような痛みが出てくるという状態ですね。
姿勢を改善しなければ、固まってしまった「腰方形筋」をマッサージして柔らかくしても、
また固まってきてしまうのです。
この姿勢を作り出している原因を改善しなければならないのです。
この姿勢を作り出していた一番の原因は、、、
右の股関節の固さでした。
右の股関節(曲がりが浅い)
左の股関節(曲がりが深い)
股関節の固さと言っても、色々な動きがあるのですが、今回は股関節屈曲の動きの固さという事で話をさせていただきます。
股関節の固さは骨盤の捻じれを生み、骨盤の捻じれは上半身の歪みに繋がってきます。
※股関節の固さ以外の要因もありますが、一番大きな要因が股関節という事でお話しします。
原因はわかりました、後は原因を改善していきます。
②リハビリ方法をご紹介
Aさんに行ったリハビリを3つご紹介していきます。
Aさんの股関節を固くしている筋肉、
「大腿筋膜張筋」
「中殿筋」
をほぐして(リリース)、ストレッチをかけていきます。
①大腿筋膜張筋(股関節の外側についている筋肉)リリース
骨盤の前やや外側についている筋肉です。
テニスボール、野球ボール、グリッドフォームローラー、マッサージローラー等を使用してほぐしてきます。
大腿筋膜張筋のリリース動画はこちら↓↓↓
②中殿筋(お尻の横の筋肉)リリース
お尻の筋肉です。
テニスボール、野球ボール等を使ってほぐしていきます。
中殿筋のリリース動画はこちら↓↓↓
③殿筋(お尻)ストレッチ
お尻のストレッチをかけ、股関節の動きを出していきます。
お尻のストレッチ動画はこちら↓↓↓
股関節の影響が大きいですが、もう一つ。
④前鋸筋(わきの筋肉)のリリース
前鋸筋リリース動画はこちら↓↓↓
リハビリ後の姿勢がこちら。
👇リハビリ前👇
👇リハビリ後👇
初めより、上半身の傾きがかなり軽減されましたね。
痛みも軽減しました。
しっかりとリハビリを続けて、姿勢を改善していけば痛みが再発しない状態をつくれます。
今回は、Aさんの右腰の痛みと姿勢を中心にお話ししました。
もちろん、これが全員に当てはまるというわけでは無いのですが、
なぜ痛みが出ているか、
その根本の原因はどこか、
改善するためのリハビリは何をすべきか考え、
実行していく。
この考え方は、どんな痛みでも変わりません。
何かありましたら、いつでもご相談ください。
スポーツラボ鍼接骨院 沖縄
住所:沖縄県沖縄市安慶田1-1-4
TEL:098-989-7370
石川瑞記
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