アーチコラム 「身体が固いと、けがをしやすい」原因（スポーツラボ鍼接骨院 沖縄市店）
こんにちは。
スポーツラボ鍼接骨院です。
「よく身体が固いと怪我をしやすい」
「けがをしないようにストレッチをしなさい」
と聞いたこと、言われたことはありませんか？
今回はその身体が固いと怪我をしやすい、
と言われる原因をご紹介します。
まず初めに、
関節についてのお話をさせていただきます。
関節は、大きく2種類に分けることができます。
よく動く関節(モビリティ)と
安定している関節(スタビリティ)です。
足関節や股関節、肩関節などは
曲げ伸ばしや回したりなど、
多方向へ動かすことができます。
このような関節たちが、
よく動く関節（モビリティ）。
一方、膝や肘などは
主に曲げ伸ばしの
一方向へしか動かすことができません。
このような関節たちは、動きすぎず
安定していてほしい関節(スタビリティ)。
というように分類されていて、
上の図の
赤丸はよく動く関節(モビリティ)、
青丸は安定している関節(スタビリティ)
となっております。
察しの良い方は既にお気づきかもしれませんが、
よく動く関節(モビリティ)と
安定している関節(スタビリティ)の
2種類の関節は隣り合っています。
そして、ここからが本題です。
少し難しくなりますよ。ついてきてくださいね。
動くべき関節(モビリティ)
が
固くなり動きづらくなると、
隣り合っている
安定しないといけない関節(スタビリティ)
が
動くべき関節（モビリティ）が動かない分、
動かされてしまいます。
無理に動かされ、負担が溜まっていくと
その関節の怪我に繋がってしまいます。
では、よく動く関節(モビリティ)である
股関節と足関節が固い場合は、
どこの関節に負担がかかるか見てみましょう。
①股関節が固い場合
本来動きの良い関節(モビリティ)であるはずの
股関節が固くなってしまっている場合
股関節の曲がる可動域が少ないため
安定しないといけない関節(スタビリティ)の
腰が丸まったり、反り過ぎて過度に負担がかかり
腰の痛みに繋がってしまうことがあります。
股関節は脚の付け根になるので、
そこが固いと股関節から下の筋肉が
使いすぎて固くなってしまいます。
②足関節が固い場合
足関節もよく動く関節(モビリティ)の一つで、
つま先を上に向ける動きが固いと、隣り合っている
安定していてほしい関節(スタビリティ)である
膝の痛みに繋がることが多いです。
では、股関節や足関節が固いことで起こる
痛みをご紹介します。
筋膜性腰痛
（腰の筋肉が痛みを発している状態。）
腰椎分離症
(腰椎と呼ばれる、腰の骨の骨折)
※腰椎分離症について詳しくはこちらをクリック。
オスグッド・シュラッター病
（成長期に多い膝の痛み。）
※オスグッド・シュラッター病についてはこちらをクリック。
ジャンパー膝（ジャンパーズニー）
（10代から成人まで、幅広い世代で起こりうる膝の痛み。）
鵞足炎
（膝の内側に痛み。）
※鵞足炎について詳しくはこちらをクリック。
セーバー病
（成長期の子に起こる、踵の痛み）
※踵の痛みについてはこちらをクリック
固いところがあると、
その場所だけでなく、
別の場所にも痛みが出るのです。
このようなことから日頃のケアが
どんなに大切か分かってくると思います。
競技とは違い、ほぐしやストレッチは
地味かもしれませんが
好きなスポーツを思いっきり続けるために、
必要不可欠なものです。
これからも大好きなスポーツに打ち込めるよう
身体のケアをしっかりと行っていきなしょう。
大切さは分かったけど
何をすればいいか分からない、
そういった方は一度
スポーツラボ鍼接骨院または
Athlete Village沖縄までご連絡ください。
スポーツラボ鍼接骨院 沖縄
住所：沖縄市安慶田1-1-4
TEL：098-989-7370
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