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アーチコラム スポーツ中、走ったりジャンプすると膝の内側が痛くなる。鵞足炎の治し方。パート1 (アシスト鍼灸整骨院 磐田市)

 

みなさん、こんにちは。

 

今回のコラムは、スポーツ中の膝の内側の痛み『鵞足炎』と呼ばれる症状の治し方についてお話しさせていただきます。

 

そもそも何故、鵞足炎と呼ばれるかといいますと、ちょうど膝の内側の痛みが出る部分には、3つの筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)が付着しております。その付着部の形が、鵞鳥の足に似ていることから、鵞足炎と呼ばれるようになりました。

 

 

スポーツ中に膝を曲げたり、伸ばしたりするプレーを多く行うことによって、これらの筋肉が過度に使われます。

 

そうなると、膝の内側(3つの筋肉の付着部)に、繰り返し牽引力(牽引ストレス)が加わり、鵞足炎となってしまうということです。

 

以下にあげる3つのポイントを改善すると、鵞足炎の痛みがなくなり、スポーツを行えるはずです。

 

 

1、膝を使いすぎない(膝が内側に入りすぎない)

 

痛みを抱えている多くの方が、膝を使いすぎることによって、痛みを感じております。

 

例えば、スクワットをやってみてください。と言われたら、みなさんはどのようなスクワットをイメージしますか?

 

膝を沢山曲げて、しゃがみ込むといった動かし方をするのではないでしょうか。

 

そもそも膝の関節は、スタビリティー関節といって、安定に優れている(あんまり動かない方がいい)関節なのです。

 

なので、スポーツ中のジャンプの着地や切り返し時などに膝を沢山使ってしまうと、鵞足炎の症状が出てしまったり、痛みがなかなか引かないのです。

 

ここで大事なのが、股関節です!

 

股関節は、モビリティー関節であり、可動性に優れている(たくさん動いた方が良い)関節なのです。

 

現に、痛みを抱えている多くの方が、この股関節が固く、上手に身体を使えていません。 
 

 

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2、足首の可動域を広げる 

過去に捻挫の既往がある方や、歩くときにつま先が外を向いてしまっている方、和式トイレでかかとをつけながらしゃがんで出来ない方、大きなサイズの靴ばかり履いている方などは、足首の可動域(背屈可動域)が少ないかもしれません。

 

 

足首の背屈可動域の獲得は、ものすごく大切です。

 

先程、お伝えしたスクワット。

 

実は、膝だけではなく、股関節、足関節(足首)の3つの関節が、連動して動かすことが、痛みを誘発させない大事なポイントなのです。

 

足首は、歩くときや走るとき、床に足をつけて動作をする上で、まず最初に床から力を受ける関節です。

 

足首の可動域が十分にあれば、衝撃の吸収も上手く行えて、膝への負担が減っていくのです。

 

 

3、片足立ちでのバランス力をあげる

 

ダッシュやジャンプの着地、切り返しなど、スポーツを行う上で、片足になってプレーしている時間は少なからずあります。

 

その片足になってプレーするときに、ぐらぐらしていたらどうでしょう。

 

膝も横にぐらぐらしていたら、きっと痛みがでてしまうはずです。

 

なので、この片足立ちでのバランス力をあげることが大切なのです。

 

片足立ちになって、ぐらぐらしてしまう問題として、筋力の問題が浮かびそうですが、問題はそれだけではありません。

 

まず、考えるべきなのは、膝の関節が捻れているのではないかを考える必要があります。

 

膝の関節は、太ももの骨とスネの骨でできています。多くの方は、この太ももの骨とスネの骨の軸がずれてしまっている傾向にあります。

 

この軸がずれてしまっていると、膝を安定させてくれる筋力に上手に入らず、ぐらぐらさせてしまうことに繋がってしまうのです。

 

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次回のコラムで、

 

上記にあげた

 

1、膝を使い過ぎない

 

2、足首の可動域を広げる

 

3、片足立ちでのバランス力をあげる

 

 

これらを改善するために、どんな運動が有用なのかをご紹介させていただきたいと思いますので、是非お楽しみください。

 

 

アシスト鍼灸整骨院 鈴木 亮瑛 
 

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