かかとの痛い小学生サッカー少年少女、必見!!!(スポーツラボ鍼接骨院 沖縄)

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アーチコラム かかとの痛い小学生サッカー少年少女、必見!!!(スポーツラボ鍼接骨院 沖縄)

サッカーをやっていると踵の痛みに悩まされることがあります。

 

私も幼少のころからサッカーチームに所属していて、小学生の頃に踵の痛みに悩まされました。

 

 

「動くたびにズキッとした痛みがある。」「サッカーをプレーしていて、試合後半や試合後にかかとがジンジンとする。」

 

ぜひ、あなたもお子さんに聞いてみてください。

 

言わないだけで、たくさんの選手に経験があると思います。

 

もちろん、痛みのある選手と痛みのない選手がいます。

 

確実に痛みのない選手の方がサッカーライフを充実させることができるでしょう。

 

 

 

 

今回は、踵が痛くなる選手に多い傾向と、その対策についてお話ししていきます。

 

痛くなる前から知識をつけるのもおススメです!!

 

 

 

・痛みの場所

 

まず初めに、踵と言っても明確な区分があります。

 

痛みの場所には原因が隠れています。

 

 

 

それでは、確認していきましょう。

 

私たちの施設では、痛みの確認は

 

ワンフィンガーテストというものを実施します。

 

 

要は、一本指で痛みの場所を指すというテストです。

 

これは、痛みの箇所を正確に判断するのに、とても重要になります。

 

 

 

1,アキレス腱

 

 

画像と場所が一致している場合

 

アキレス腱に痛みがある可能性が高いです。

 

アキレス腱とは

 

 

ふくらはぎにある下腿三頭筋が腱に移行したもので、踵の骨“踵骨”につきます。

 

歩く、飛ぶ、走るなど足首を動かす動作すべてに重要な働きがあります。

 

「アキレス腱炎」

 

と診断されることがあります。

 

その場合は炎症を抑えることから行いましょう。

 

 

2,アキレス腱付着部

 

 

先程より下方にあたり、踵の骨により近い場所になります。

 

アキレス腱同様、下腿三頭筋の不具合に加えて、踵の骨の位置に問題がある可能性があります。

 

 

踵骨(踵の骨)には回外

 

後ろからみると

踵が時計回りに回転しているイメージです。(右足の場合)

 

回内

 

後ろからみると

踵が反時計回りに回転しているイメージです。(右足の場合)

 

 

踵にはこの「回外」と「回内」の動きがあります。

 

どちらも正常だと問題がないのですが、

 

動きすぎる、または動かなさすぎる場合、アキレス腱付着部の痛みにつながってしまう可能性があります。

 

 

 3,屈筋支帯

 

 

踵の内側の痛みは、屈筋支帯と呼ばれる部位の痛みが考えられます。

 

 

 

先程2,アキレス腱付着部でご説明した、

 

踵骨の回外回内運動、

 

屈筋支帯は、踵骨回外固まってしまっている選手が痛みを出しやすい傾向にあります。

 

踵骨が回外になると屈筋支帯が短くなり硬くなってしまうので、

 

痛みが出やすくなると考えます。

 

 

 4,踵骨脂肪体

 

 

脂肪体に問題がある場合、踵の底部分に痛みが出ることがあります。

 

 

 

 

画像のように踵の周囲には、脂肪体というものがあります。

 

この脂肪体には、歩くとき、走るとき、ブレーキをかけるとき等に、踵が地面についたときに衝撃を吸収する役割があります。

 

この脂肪体に過度のストレスが加わることで固くなってしまう等の原因で、

 

衝撃吸収機能に異常がおき、痛みに繋がってしまう可能性が高くなります。

 

 

 

・考えられる根本原因

 

 

痛みが出る根本的なメカニズムを考えていきます。

 

痛みには、必ず原因があります。

 

怪我の治療において、その原因を突き止め、改善することが重要になってきます。

 

この根本の原因を改善せずにいると、

 

痛みが長引いてしまったり

 

一時期休んだことで痛みが引いたが、サッカーに復帰したらまた痛みが出始めた

 

という事が多くあります。

 

なので、原因の改善をしっかりと行う治療を行っていただきたいです。

 

 

 

では、原因を考えていきましょう。

 

 

 

 

 1,筋肉の不具合によるけん引痛

 

アキレス腱、アキレス腱付着部、屈筋支帯の痛みがある選手は、

 

「筋肉の不具合によるけん引痛」の可能性が高いです。

 

※けん引= 大きな力で物体を引っ張ること・引き寄せること。

 

 

筋肉は不具合を起こすと長さは問わず硬くなります。

 

言い方は、文献によって様々ありますが、本文では“硬結“とさせていただきます。

 

硬結とは、「もともと柔らかい組織」が硬くなること。

 

 

今回は下腿三頭筋に注目をおいて考えさせていただきます。

 

 

パターン①

下腿三頭筋に硬結があると

 

下腿三頭筋の動きが悪い分、アキレス腱にストレスがかかってしまい、アキレス腱に痛みが出ます。

 

 

 

パターン②

下腿三頭筋に硬結があると

 

硬結部分以外の動きで問題を解決しようとします。

 

そうなると、硬結がないアキレス腱付着部を伸張させることになります。

 

この動作を行いすぎると、伸張され続けたアキレス腱付着部に痛みが出現します。

 

 

パターン③

下腿三頭筋に硬結があると

 

下腿三頭筋の作用で踵骨を回外させてしまいます。

 

 

結果的に屈筋支帯が短縮し硬結になってしまう可能性が出てしまいます。

 

最終的に屈筋支帯が痛くなってしまいます。

 

 

 

 

今回、考えさせていただいた内容は

 

全てではありませんが、当てはまる選手はいます。

 

 

 

 

2,姿勢不良による衝撃吸収不足

 

脂肪体の痛み

 

 

病院や整骨院に行くと

 

「姿勢が悪い」「姿勢を正そう」「姿勢不良からくる痛み」

 

と言われませんか?

 

 

でも、なぜ姿勢が悪くなると、踵が痛くなるのか?

 

 よくわからないという方もいらっしゃると思います。

 

 

 

 

お答えしましょう。

 

では、少し物理に触れていきましょうか。

 

一旦、姿勢のことは忘れて、

 

お子さんと一緒に考えてみてください。

 

 

 

スポーツにおいて、サッカーにおいて、日常生活でも、

 

立つ、座る、歩く、走る、跳ぶ、階段を上る、

 

どの動作を行う時にも身体には、ある力が働いています。

 

地球上どの場所にいても、ある力が働いています。

 

人間にだけではなく、物にもこの力は働いています。

 

この力は何だと思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

答えは、重力です。

 

 

 

 

 

重力がある地球で人間が立っているとき、

 

人間から床(地面)へ重さが加わります。

 

その重さに対して、床から押し返す力が発生します。

 

この押し返す力を、床反力と言います。

 

 

 

つまり、人が立つ、歩く、走る、跳ぶ、等々の地面(床)と触れた状態での動きを行う際には、

 

重力」と「床反力」二つの力が必ず働いています。

 

姿勢次第で、この2つの力が一つの部位に集中してストレスをかけることがあります。

 

ストレスが一か所に集中して加わり続けることで、その部位に痛みが発生します。

 

今までみてきた、かかとの痛いサッカー選手の多くは、

 

下っ腹が前方向につき出ていて、背中から腰が丸くなっているような姿勢で、

 

後方重心になっており、かかとへのストレスが大きくなっていました。

 

 

 

かかとへの負担を減らすため、姿勢を改善することは必要不可欠です。

 

 

 

3,股関節の固さからくる衝撃吸収不足

 

人は全身を使って、床反力の衝撃を吸収しています。

 

かかと部分の踵骨脂肪体、股関節、背骨(脊柱)などなど。

 

その中でも、股関節は本来非常に可動性の高い関節です。

 

膝は曲げ伸ばしのほぼ一方向への動きのみですが、

 

股関節は前後、内外、さらに捻りと様々な方向へ動きます。

 

その可動性の高い股関節は、

 

人が歩く、走る、跳ぶといった動作時に発生する床反力の衝撃吸収に活躍してくれます。

 

しかし、その股関節が固く動きにくくなってしまうと、股関節で床反力の衝撃吸収が上手くできなくなってしまいます。

 

股関節で吸収できない分の床反力の衝撃が、かかとの踵骨脂肪体に集中してしまった場合、かかとに痛みが発生するというメカニズムです。

 

 

 

 

 

筋肉の不具合姿勢の不良股関節の固さ

 

この3つは別々ではなく、同時に起こることも多々あります。

 

更に別の原因がある場合もありますが、私が今までみさせていただいてきた中で、上記の3つが原因となっているパターンが多数でした。

 

 

 

 

筋肉の硬さを改善して

 

姿勢を良くして

 

関節を柔軟にさせる必要があります。

 

 

 

最後にその問題を解決するための

 

アスレティックトレーニングとリハビリテーションをご紹介していきます。

 

 

 

 

 

・アスレティックトレーニング/リハビリテーション

 

 

 

  1,筋肉の不具合によるけん引痛を改善するために、今から出来るメニューです。

 

動画を見ながら、やってみてください。

 

 

 

⇩ふくらはぎセルフリリース1分

動画はコチラをクリック!!

 

 

 

 

⇩カーフレイズ20回&ストレッチボード30秒×2セット(痛くない範囲で)

動画はコチラをクリック!!

 

 

 

 

 

2,姿勢不良による衝撃吸収不足、

3,股関節の固さからくる衝撃吸収不足

を改善するために、今から出来るメニューです。

 

動画を見ながら、やってみてください。

 

 

 

 

⇩股関節前面リリース1分、お尻ストレッチ30秒

動画はコチラをクリック!!

 

 

 

 

スクワット20回

↓(スクワットができたらこっちもやってみてください。)

片足ちょんスクワット20回×左右

 

動画はコチラをクリック

 

 

 

 

 

ご自宅でも簡単に出来るメニューですので是非やってみてください。

 

 

 

・最後に

 

最後まで、お読みいただきありがとうございます。

 

 

サッカーをしている学生たち、みんな、

 

思い切りサッカーをして、頑張って、楽しんで、仲間と一緒に勝って負けて、

 

サッカープレイヤーとして、人として成長していってほしいと思っています。 

 

 

そんな中で、身体の痛みで思い切りサッカーができない選手の助けに少しでもなれたら幸いです。

 

私たちは、痛みの根本の原因を改善することをモットーとしております。

 

お困りの方、いつでもお越しください。

 

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