アーチコラム 磐田市で踵の痛みでお悩みのミニバス選手へ
こんにちは
アシスト鍼灸整骨院で働いています脇田と言います。
私は、柔道整復師とアスレティックトレーナーの資格を有し、一般の方から学生、アスリートの方に対して、治療やリハビリ、パフォーマンスアップの為のトレーニングをお伝えさせていただいています。
今回は、踵の痛み
についてバスケットの競技特性も含めてお話していきたいと思います。
内容は大きく分けて4つです!
①踵の痛みが出やすい場所
②踵の痛みが出る原因
③踵の痛みが出やすい姿勢
④それを改善する為のリハビリ
特に踵の痛みは、
身長が伸びる時期に痛みを訴える事が多い傾向にあります。
病院でシーバー病と診断される場合もあります。
痛みがあるのに無理をして練習を続けていると骨が剥がれるなど悪化して治療により時間がかかる場合があります。
周りに踵の痛みで悩んでいる子がいれば、ぜひこの内容をシェアしてください!
①踵の痛みが出やすい場所
踵は多くの筋肉が骨に付着する部分になります。
筋肉を使いすぎて硬くなると柔軟性が低下し骨の付着部に痛みが出ます。
〈踵の後ろ=アキレス腱の付着部〉
ふくらはぎの筋肉はアキレス腱になり、踵の後ろの骨に付着します。
つまり、走る練習が増えたりしてふくらはぎの筋肉が硬くなると痛みが出やすくなります。
〈踵の内側=足底腱膜の付着部〉
足裏の筋肉も踵の痛みに大きく影響します。
まず、自分の足の形を確認してみましょう!
<ハイアーチ=足のアーチが高い>
<偏平足=足のアーチが低い>
足裏のアーチが高すぎても、低すぎての踵の痛みの原因になります。
足の形が痛みの場合は、インソールを入れることもオススメしています!
②踵の痛みが出る原因
◆筋肉の柔軟性低下
先程、筋肉の硬さがあると踵の痛みが出やすいと書かせていただきました
引っ張られる力がはたらいても柔軟性がなく伸びることが出来ないと
骨の付着部が繰り返し牽引され、炎症や痛みに繋がります。
◆後方重心
まっすぐ立った状態で体重は足のどの部分にのっているでしょうか?
つま先、真ん中、踵どこでしょう?
この時踵に体重が乗っていると普段から、後方重心になっている可能性があります!
この場合、体重が踵に乗っている時間が長くそれが原因で痛みが出る可能性があります。
◆バッシュのサイズが合っていない
実際の足のサイズよりも大きいバッシュを履いている子は多いのではないでしょうか?
靴が大きいと、足が靴の中で動いてしまい余計に足裏やふくらはぎの筋肉に負担がかかってしまいそれが原因で踵に痛みが出ます。
③踵の痛みが出やすい姿勢
では、一緒にチェクしていきましょう!
◆足首の硬さをチェック
→踵を浮かさずにしゃがんでみましょう
この時しゃがめなかったり、
後ろに倒れてしまうようなら要注意です!
◆椅子に座っている姿勢をチェック
→何も考えずに椅子に座ってみましょう
この時
②写真のような姿勢になる場合は要注意です!
①
②
骨盤が後ろに倒れた姿勢を続けると、股関節が固まりやすくなります!
◆前屈で股関節の硬さをチェック
→床との距離+どこから身体が
曲がっているかもチェックします!
写真のように床に手はつくが、股関節からあまり曲がっていない場合も
股関節まわりを柔らかくしていく必要があります!
股関節や足首の硬さがあると踵だけでなく他の怪我にも繋がりやすいためケアをして、改善していく必要があります。
④それを改善する為のリハビリ
★リリースの仕方
<ふくらはぎ>
<脛の前>
〈ふくらはぎストレッチ〉
足首を曲げたまま体重を前にかけていきます。
足首のストレッチにもなります!
そのまま30秒ほどキープしていきます。
〈ももうら〉
〈ももうらのストレッチ〉
★トレーニング
〈ヒップリフト〉
背中を真っ直ぐにしたまま、身体を倒し、
お尻をあげてももうらを伸ばします!
この時、親指に体重を乗せるのがポイントです!
〈スクワット〉
股関節を曲げた時に、親指に体重をかけるのがポイントです!
〈フロントランジ〉
スクワットが出来たら、バスケのドリブルに似せて
踏み込みでスクワットの姿勢を作っていきます。
ボールも使いながらより実践的に行ってみて下さい!
〈スクワットジャンプ〉
スクワットの姿勢からジャンプしてまたスクワットの姿勢に戻ります!
ポイントは、
着地で後方重心にならない事です!
スクワットの姿勢で体重が前に乗せられるようになるとバスケでの動き出しや、瞬発力アップにも繋がります!
ぜひこのトレーニングを家でやってほしいと思います!
私たちは、姿勢や身体の使い方、競技特性を評価して根本的な原因を治療することを得意としています。
他の怪我やお身体のお悩みがあればお気軽にご連絡いただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
アシスト鍼灸整骨院
脇田 聖