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アーチコラム ぎっくり腰の正体は“腹圧の遅れ”?湿布や安静だけで終わらせないための再発予防ケア

そのぎっくり腰、

「安静にしていれば治る」と思っていませんか?

 

 

こんな経験はありませんか?

 

 

  • ぎっくり腰になって3日以上たつのに、まだ痛い
  • 痛みは落ち着いたけど、なんとなく腰が不安
  • 以前にもぎっくり腰になったことがある
  • 「そのうち治るだろう」と様子を見ている

 

 

ひとつでも当てはまる方は、ぜひこの先を読んでください。

そのぎっくり腰、長引くサインが出ているかもしれません。

 

 

そもそも、なぜぎっくり腰は起こるのか

 

 

私たちの体は、

物を持つ・かがむといった動作の「直前」に、お腹の奥の筋肉を働かせてお腹の圧(腹圧)を高めています。

 

腹圧は「天然のコルセット」のように、背骨を内側から支えてくれています。

 

 

 

 

 

本来は「腹圧が高まる → 動く」の順番。
ところが疲労や姿勢のクセなどで、

この順番が「動く → あとから腹圧が高まる」と逆転してしまうことがあります。

 

 

すると、お腹で支えきれない負担を背中の筋肉が一人で背負うことになり、

背筋が過剰に緊張。そこに急な動きが加わって、ぎっくり腰が起こるのです。

 

 

腹圧を支えている筋肉たち

腹圧は、ひとつの筋肉だけで作られているわけではありません。

 

 

 

上の横隔膜、下の骨盤底筋群がフタとなり、お腹まわりを腹横筋や腹斜筋、背中側を多裂筋が筒のように囲んでいます。

これらが同じタイミングで協調して働くことで、はじめて腹圧がしっかり高まります。

 

 

どれかひとつの働きが遅れたり弱くなったりするだけで、腰を守る力は大きく下がってしまうのです。

 

 

痛みが長引く原因は「かばう歩き方」

 

 

ぎっくり腰の強い痛みは、多くの場合数日で落ち着いてきます。

それでも3日たっても痛みが引かない方や、何度も繰り返す方がいます。

 

 

その違いを生むのが、痛みをかばう動き(代償動作・代償歩行)です。

まずは正常な歩き方から見てみましょう。

 

 

 

正常な歩き方

 


体の中心(点線)がまっすぐ保たれ、左右の肩は水平、骨盤も体の中央にあります。

腹圧がしっかり働き、体の軸が安定している状態です。

 

これに対して、かばう歩き方では次のような「ずれ」が見られます。

 

 

 

 

① 骨盤が右に抜けている
脚を踏み出したとき、本来の体の中心(点線)よりも骨盤が右へずれています。

腰を安定させる力がうまく働かず、骨盤を横に逃がしてバランスをとっている状態です。

 

 

 

 

② 右肩が落ちている
左右の肩を結んだ線が、右側に傾いています。

腰の痛みや不安定さを、上半身を傾けることで補っている状態です。

 

 

正常な歩き方と見比べると、違いがよく分かると思います。どちらも痛い時期には体を守るための自然な反応です。

しかし問題は、痛みが引いても、このクセが残ってしまうこと。

 

かばう歩き方が続くと、腰まわりの一部の筋肉に負担が集中し、

痛みが長引いたり、慢性的な腰痛へ移行してしまう可能性があります。

 

 

「安静にして痛みが引いた=治った」ではないのです。

 

 

この「ずれ」、ご自身で気づけますか?

 

 

写真で並べると分かる骨盤や肩のずれも、歩いているご本人はほとんど自覚できません。

無意識に起きているからです。

 

 

気づかないまま普段の生活に戻り、ある日また「ズキッ」と……。

これが、ぎっくり腰を繰り返す典型的なパターンです。だからこそ、第三者の目で動きをチェックすることが大切なのです。

 

 

まずはご自宅で:ドローイン

 

 

痛みが落ち着いてきたら、先ほどの筋肉の中でも特に大切な腹横筋を感じる練習をしてみましょう

(痛みが強くなる場合はすぐに中止してください)。

 

  1. 仰向けで両膝を立てる
  2. 口からゆっくり息を吐きながら、おへそを背骨に近づけるようにお腹をへこませる
  3. 浅い呼吸を続けながら10秒キープ、5〜10回

 

 

慣れてきたら、お腹を360度ふくらませて固める「ブレーシング」へ進みます。

 

 

ただし、これらは「正しくできているか」がとても重要なエクササイズです。

腰が反っていたり、別の筋肉で代わりに力を入れていたりすると効果が出にくくなります。

不安な方は一度院で確認してください。

 

 

すぐに病院を受診してほしい症状

 

 

次の症状がある場合は、神経の障害など重い病気の可能性があります。

すぐに整形外科などの医療機関を受診してください。

 

  • 脚にしびれがある、力が入りにくい
  • 尿が出にくい、便や尿がもれるなど排尿・排便に異常がある

 

 

スポーツラボ鍼接骨院でできること

 

当院では、痛い場所だけを見るのではなく、

 

  • 写真のような「かばう歩き方」が出ていないか
  • 腹圧が「動く前」に正しく働いているか

 

を一人ひとり評価し、痛みの改善とあわせて体の使い方そのものを整えていきます。

 

再発予防は「治ってから考えるもの」ではありません。

体の使い方を整えることが、今の痛みを早く治すことにも直結しています。

 

 

こんな方は、ぜひご相談ください

 

  • 3日以上たっても痛みが引かない
  • ぎっくり腰を繰り返している
  • 痛みは引いたけど、また起こりそうで不安
  • 自分の歩き方を一度しっかり見てほしい

 

 

「まだ我慢できるから」と様子を見ている今が、相談のタイミングです。
ご予約・ご相談は、お電話からお気軽にどうぞ。

 

千種院 052-753-9909

 
 
 

 

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