アーチコラム 磐田市で肩甲骨の内側の痛みでお困りの方
こんにちは
磐田市千手堂にあるアシスト鍼灸整骨院で働いています脇田と言います。
私は、柔道整復師とアスレティックトレーナーの資格を有し一般の方から学生、アスリートの方に対して、治療やリハビリ、パフォーマンスアップのためのトレーニングをお伝えさせていただいています。
今回は背中の痛みについてお話していきたいと思います。
パソコン作業や家事をした後から急に背中に痛みがでた経験はありませんか?
いつの間にか良くなっている場合もあれば、日に日に痛みが強くなるケースもあるのではないでしょうか?
酷くなれば痺れがでるケースもあります。
痛みの原因と解決方法について
まずは、肩回りの解剖からご説明をしていきます
【肩と肩甲骨の構造】
肩と肩甲骨は写真のような構造で繋がっています
肩関節は可動域の広い関節の為、
骨の連結よりも筋肉や靭帯による連結で関節が保たれています
それにより肩甲骨の周りには多くの筋肉が存在します
【痛みが出る要因】
パソコン作業やケータイを触っているときこのような姿勢になっていませんか?
後ろから
この時の肩甲骨に位置を見てみましょう
明らかに肩甲骨が外にあるのが分かると思います
正しい位置に肩甲骨がある姿勢 ↑
肩甲骨が外側にある姿勢 ↑
先程の筋肉の写真と一緒に見てみましょう
どうでしょうか?
右の写真では肩甲骨の内側の筋肉に
常に牽引力がかかっているように見えませんか?
これが痛みが出る要因になっています。
ではこの姿勢が長く続くとどうなるか?
肩甲骨は外側の位置で固まってしまい、
肩甲骨を寄せようとしても、外側に引っ張られる力が強く
寄せることが出来なくなってしまいます。
この状態を放置してしまうと
痛みがなかなか改善しなかったり、
五十肩ともいわれる拘縮肩や首・肩の痛みが発生する場合もあります
【自宅ケア】
まずは自分の身体の状態をチェックしてみましょう
①後ろで手を組み肩甲骨を寄せながら腕がどこまで上がるか確認してみてください
腕が上がらなかったり、身体を前に倒して代償する動作が出てしまう場合は×です
××〇
★肩甲骨を外側に引っ張っている筋肉をほぐす
ローラーやボールを使って肩甲骨の外側をほぐします
*硬すぎるローラーやボールは注意
(肋骨を痛める場合があります)
★肩甲骨と背骨の間の筋肉をほぐす
背骨と肩甲骨の間にボールをいれます
(ゴルフボールやテニスボールがおすすめです)
★肩甲骨を動かすストレッチ
手のひらを外に向けながら肘を寄せます!
★肩甲骨を寄せる動きをつくるトレーニング
手のひらを外に向けながら
肩甲骨をよせ肘をよせます!
(肩が上がらないように注意します)
以上が自宅で行っていただきたいケア方法です
痛みが出ている方はもちろん、過去に似たような経験がある方
周りに痛みで困られている方がいましたら是非お伝えしてください!
私たちは、痛みを無くすだけでなく
痛みが出た原因を見つけそこを改善することを得意としております
怪我や痛みでお困りの場合は一度ご相談ください
アシスト鍼灸整骨院
脇田 聖