アーチコラム 浜松市でテニス中にふくらはぎの痛みや肉離れにお悩みの40代の方へ
こんにちは、アーチ鍼灸整骨院の松本です。
今回は、40代テニスプレーヤーに多い
ふくらはぎの肉離れについて
伝えさせていただきます。
私は、浜松市中区葵東にある
アーチ鍼灸整骨院で施術やリハビリを
行っています。
柔道整復師という国家資格を持っていて
年間延べ、約5,000人の方に施術を
させて頂いています。
その中で
肉離れでも多いのが
ふくらはぎの内側中央少し下の
肉離れです。(写真〇部分)
過去に同じ足だけ肉離れを繰り返して
しまった方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
なぜそうなってしまうのか
細かく見ていきましょう。
目次
①肉離れになってしまう理由
まず、右足と左足では
骨盤が上がっている側に肉離れが多いです。
理由一つ目は
骨盤が上がると、地面に足をつくのに
足の長さが足りなくなる分を
踵を外側に倒すことで補おうとします。
(写真はイメージです)
そうすると、ふくらはぎの内側が
常に縮んだ状態になります。
その筋肉が急に伸ばされたら
肉離れしそうですよね。
理由二つ目は
骨盤が上がっている側は
本来骨盤からまっすぐ足が出ると
外側に開いてしまいますが
それでは立てないため
常に足を内側に閉じて立っています。
それにより股関節を内側に閉じる太ももの筋肉
内転筋が固くなります。
内転筋は下のほうで膜を貫通するように
血管を通します。
ここが引っ張られることにより
ふくらはぎの血流が悪くなり
ふくらはぎが固くなり、つりやすくもなります。
固くなった筋が急激に伸ばされることで
受傷しやすくなります。
②内側の肉離れが多い理由
次に外側よりも内側が損傷しやすい理由です。
理由一つ目は
内側のほうが筋肉の断面積が大きいので
力が強く、頑張りやすいということです。
理由二つ目は
ふくらはぎの内側の筋肉は
膝が外に曲ってしまうのを抑えているのですが
もともと人間の膝が外に曲っているので
負担がかかりやすいということです。
理由は三つ目は
ふくらはぎを痛めるときは
着地などで
足首が曲っている状態から
蹴りだそうとした時に多いです。
(サーブやジャンプ、切り返しなど)
足首がこの状態になるときは
まず足を着いたときに
足首が曲り、それとともに
関節の構造上、踵が内側に倒れます。
そうするとふくらはぎの内側が伸ばされます。
そこから蹴りだすときに
今度は
急激にふくらはぎが
伸びた状態から縮もうとします。
その時に筋肉が耐え切れずに
肉離れを起こしてしまうことが多いです。
他にも足の関節の可動域の影響を受けたり
他の要素も関わってきます。
③肉離れ後どうすべきか
次に肉離れをしたときは
どうするかです。
まずは安静が必要となります。
無理に運動をして
力が入り
筋肉が縮もうとすれば
身体の中の傷口が広がろうとするので
それは痛いし、治りが遅くなりますよね。
目安として3日間は安静にしたほうが
良いです。
受傷4日目からは、リハビリが必要になってきます。
これは修復してきた筋肉は、そのままだと
筋線維がぐちゃぐちゃの状態で
修復されていきますが
ここに、適度な伸張ストレスを加えていくと
受傷前のようにきれいに筋線維になっていくから
ということが一つ
そして
低下した筋力を戻すために必要となります。
これを怠ると、
硬結と呼ばれる筋肉の塊が
残ったままになり
その付近で、肉離れを再受傷しやすくさせます。
俗に言う、くせになるが起こります。
また、受傷後は患部を守ろうとして
周りの筋肉が固くなります。
筋肉が固くなると、血流が悪くなり
痛みを強く感じやすくさせます。
ですので、周りの筋肉を緩めてあげることも
重要となってきます。
このように、肉離れと一言で言っても
色々な要素が絡み合い起こります。
個人ではなかなか解決できないことも多いので
お困りの方は一度ご相談ください。
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ご参考ください。
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松本 朝臣