膝の痛み・悩みについて
膝の痛みは、捻って痛める場合もあれば、原因不明の痛みもあります。
スポーツの種類に関係なく、多くのスポーツで起こりやすいケガの一つです。
主に痛める場所は、膝のお皿(膝蓋骨)周囲の「靱帯(じんたい)」や「筋肉」、「筋膜」と言われる組織です。
膝の痛みには多くの名前がついています。
・オスグッド病
・ジャンパー膝
・腸脛靭帯炎
・鵞足炎
・内側側副靱帯損傷
・前十字靭帯損傷
・後十字靭帯損傷
・半月板損傷 など
このほかに、痛みの原因が不明なお皿周りの痛みも多いのが特徴です。
■私たち問診について
私たちの問診では
1.痛みのある場所
2.どうやって痛めたのか
3.何をすると痛いのか
4.どのような姿勢で痛くなるのか
の4点をしっかりと聞き、そこから丁寧な触診で確認をします。
どんな痛みにも必ず原因が隠れているはずなのでそれを見つけ出すことから始めます。
膝の痛みは、膝そのものが原因ではない場合が多くみられます。
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止まっている姿勢だけでなく、動いている選手の特徴を見抜いて痛みの原因を探るのが当院の特徴です。
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膝の痛い選手が、最も嫌がる膝の曲がり動作。 この動作をチェックする際も、骨や関節の動きの「良いところ」「悪いところ」を把握しながら、
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選手の競技特性に合わせ体重のかけ方の違いで痛みがあるのかをチェックします。
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さらに、超音波エコー検査にて靱帯をどれぐらい痛めているかも確認していきます。
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超音波エコーによる検査検査結果にもとづき、患部の状態を説明します。
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歩き方や走り方も痛みの原因を探る大きな情報となります。
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集めた情報からケガの状態を分かりやすく説明し、明確な治療計画を作成。
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私たちは痛みを軽減させる治療から競技復帰に向けたリハビリを行う事で
「早期復帰」「再発予防」を実現しております。
治療では手技療法や鍼治療、当院独自のテーピングなどにより痛みを軽減させます。
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鍼治療は一般的な鍼治療とは違い、選手の体の動きをコントロールする「スポーツ鍼」というものを行います。
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■膝の痛みを改善するためにとても大切なこと
膝の痛みをなくすためには大きなポイントがあります。
膝の痛みの多くは、ある共通する筋肉の間違った使い方にあります。
その使い方は、競技特性に関係なく、普段の動作の中で体が無意識的に間違えて覚えてしまったものです。
痛みを取り除くことと同時に必要なことは、その間違った使い方を修正するためのリハビリです。当院では、必ずこのリハビリを行うところに特徴があります。
これにより、「また痛みがでてきた・・・」を無くすようにしております。
症状が軽減していくと、練習にしっかりと取り組めるようになり、パフォーマンスアップも同時にできるようになります。
当院併設の施設では、治療と並行して体のバランスの悪さやねじれを根本から改善するため、
症状の改善からパフォーマンスアップまでを可能にしております。
悪い姿勢や競技中の姿勢を変えることで、
パフォーマンスアップも同時にできるようになります。
症状や競技特性に合わせメニューを作成。 試合日程や大事な大会などスタッフと患者さんで共通の目標を持って治療していきます。 |
■スポーツインソールの作製も行います。
私たちは、スポーツインソールのプロフェッショナルでもあります。
インソールとは、靴の中敷きのことで、特にランニングシューズや各競技用シューズ、スパイク、バスケットシューズ、バレーシューズなどに入っている中敷きを言います。
足からスネ、太もも合わせて31個の骨の位置を細かく分析して中敷きを作製します。
インソールの利点は、その靴を履いているだけで体が矯正されるというところにあり、非常に効果の高いものです。
インソールを作製することで期待できる効果はたくさんありますが、膝の痛みの改善もその一つです。
「足や足首」と「スネ」は連動して動きます。
インソールで足元をコントロールすると、それに伴い「スネ」も連動して動きます。
スネが動くことによって、膝のねじれや膝にかかる負担を変化させることができます。
さらに、スポーツの動きの能力アップにもつながります。
市販のものもたくさん出ておりますが、足の骨格は全ての人が同じというわけではありません。
私たちは、その骨の位置を細かく調べ、さらに歩き方・走り方の分析も行い、その選手だけの中敷きを作ることができることから、
スポーツインソールには絶対の自信を持っております。
膝の痛みでお悩みの方は、一度ご相談ください。