アーチコラム 「浜松市で腰痛に悩まれているゴルファーの方へ」
こんにちは。
浜松市にあるアーチ鍼灸整骨院の永岡です。
私は、鍼灸師の資格を持ち、
怪我や痛みに対する治療やリハビリ、トレーニングをみさせていただいています。
ゴルフをしている方で、腰を痛めたことがある方は多いのではないでしょうか。
スイング中に痛みが出て思いきったプレーができない、、、ゴルフをした次の日に腰が痛い、、、
など、現在も悩まれている方へ
今回は
『ゴルフのスイング時に起こりやすい腰痛の原因と予防方法』
について書いていきます。
○腰痛が起こる原因
→腰を支える筋肉(腰方形筋)が腰回りにある筋膜(胸腰筋膜)によって
外側に引っ張られ圧縮ストレスがかかり、痛みを感じます。
プロメテウスより引用
これはスイング時に過度に腰部を回旋させる事で、このような状態になりやすいです。
なぜ腰を回旋させると痛みにつながるの??
と思う方も多いと思います。
なぜなら、腰の関節(腰椎)は5度程度しか回らない(回旋しない)からです。
スイングを見ていると一見腰を回してスイングしているように見えますが、
実際には肩甲骨の動き(内転、外転)、胸の関節(胸椎)の回旋、股関節の動き(内旋、外旋)
などによってスイングが生み出されています。
その為、これらの関節の動きが悪くなっていると、
代わりに腰の関節が頑張ってしまい、腰痛に繋がってしまいます。
○腰に負担をかけないためのエクササイズ
→今回は肩甲骨、股関節を使えるようにするためのエクササイズを3つご紹介していきます。
①股関節内旋のストレッチ(左右×20秒)
片方の脚を足底が外を向くように、膝を45度に曲げた状態で前に出します。
↓
反対の脚を前に出した脚の上に乗せます。
↓
この時に下側の脚の膝とお尻が地面に付くように体重をかけましょう。
②股関節外旋のストレッチ(左右×20秒)
片方の脚を足底が内を向くように、膝を45度に曲げた状態で前に出します。
↓
反対の脚を体に対して真っ直ぐになるように後ろに伸ばします。
↓
この時に前に出した脚側のお尻が地面に付くように体重をかけましょう。
③肩甲骨、胸椎のエクササイズ(左右×10回)
体を横向きで、両腕を真っ直ぐ伸ばし、股関節と膝をくの字に曲げた状態で地面に寝ます。
↓
骨盤を横向きの位置から動かないように、片方の腕を肩甲骨から動かしていく意識で反対方向の地面まで回旋させていきます。(目線は指先に)
↓
この時に上半身(胸椎)の回旋可動域、肩甲骨の可動域が少ない場合は、下半身も一緒に動いてしまい、横向きの位置から崩れてしまいます。
※良い例○
※悪い例×
○まとめ
これらのエクササイズをやってみて、ストレッチがうまくできない、回旋が全然いかない、
という方は、筋肉の硬さがあるため、そこの筋肉をうまく伸ばせていません。
その為、肩甲骨周り、股関節周りの筋肉をほぐして伸ばせる状態を作る必要があります。
また、ストレッチもエクササイズもしっかりできているのに
腰の痛みがある方もおられると思います。
ゴルフスイング中の腰の痛みの原因が、すべて筋膜由来のものとは限りません。
ゴルフのスイングは基本的には一方方向(右打ちの方なら右打ちのみ)のスイングになるので、
姿勢の左右差が出やすくなってしまいます。
そのため、同じ腰痛でも異なった原因で引き起こされている事があります。
腰の痛みがかなかとれない、、、自分の身体の状態が気になる、、、
という方はアーチ鍼灸整骨院にお越しください!!
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鍼灸師 永岡 真豊