アーチコラム 袋井でセットアップを誰よりも速くできるようになりたいセッターの方へ~バレーボール動体視力編~
こんにちは。アスリート鍼灸整骨院 袋井 の 笠原 です。
私は柔道整復師の資格を持ち、身体に痛みやお困りの事がある方への治療や、リハビリをさせていただいております。
今回はコート上の司令塔であるセッターについてお話しします。
バレーボールと言ったら…
直接得点源に繋がるスパイカーやどんなボールでも拾い上げるレシーブ専門のリベロがかっこよく見えますよね。
セッターはバレーの繋ぎとしてとても大切なポジション、どんな返球であってもレシーブされたボールの下に素早く入り、安定したトスにセッターはつなげなくてはいけません。 スパイカーやリベロに引けを取らずカッコいいポジションなのです。
そのためには…
①素早くボールの下に入る俊敏性、反射神経。
②スパイカーの位置、相手のブロックの位置の瞬時に見る動体視力。
この2つが主に必要になってきます。
①はhttps://www.arch-treat.com/news/detail/229説明しています。
なのでここでは動体視力についてお話しさせていただきます。
動体視力はわかりやすく言うと「動くものを的確に視認するための力」です。
前後に動くものを識別するKVA動体視力(ボクシングのストレートパンチなど)
左右水平方向に動くものを識別するDVA動体視力(自分の目の前を横切るボールの見極め)の2つの種類があります。
ちなみに、DVA動体視力はバレーボール選手が最も優れていると言われてます。
バレーボールはセッターに限らず、ボールの軌道、回転、スピード、人を見て予想し、次のモーションに入るスポーツです。この能力が低い人ほど上達が遅いと言われてます。
プロの選手がどんなに速いボールでも対応できるのは動体視力が高いからだと言えます。
ボールの動きや落下位置を見極められるようになれば、敵が次にどう動こうとしているかを読む余裕が生まれるため、バレーが上達します。また、セットアップにも余裕ができスパイカーを活かしたゲームメイクができるのです。
動体視力は日常生活でも鍛える事ができます!
「電車やバス、車での移動中に看板の文字を読む」ということです。
通学の移動などで電車やバスに乗っている時.できるだけ窓の外の風景を注意して見るようにします。
道路にはたくさんの看板があります。そこに書かれた文字を読み取ったり、車のナンバープレートを読み取ってください。
たったこれだけで動体視力を鍛えるためのトレーニングとなりますよ。
また、誰かにバレーボールを目の前で上下左右に動かしてもらい、それを目で追うだけでも動体視力は鍛えられます。ポイントは顔を動かさず目だけでバレーボールに焦点を合わせることです!
これをウォーミングアップとして練習前に行なってください。
とても簡単なので誰でも出来るかと思います。
今回の話は以上になります。
2つのトレーニングを実践しさらにバレーボールの上達を目指して見てはいかがですか?
変化を感じれるとよりバレーボールが楽しくなります。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
質問やご相談がある方はお気軽にお声がけください。
アスリート鍼灸整骨院 袋井 笠原
TEL 0538-44-2552