アーチコラム 静岡で一ヶ月経っても、足首捻挫の痛みが引かない、腫れが引かない、正座が出来ない方のお悩み解決
今回は多くの方が経験している足首捻挫についてです。
実は多いんです!!
静岡で治療をしていても本当に多いです。
捻挫をして、一ヶ月経っても痛みが残る
腫れが引かない
正座が出来ないという方。
捻挫をすると色々な問題が起き
それが原因で痛みが長引きます。
それを、1つずつみていきましょう。
目次
- <問題その①>足首にある骨の位置関係が崩れる
- <問題その②>痛みがあると脳が筋肉の出力を抑えるように働く
痛みで体重をかけられないことにより筋力低下が起こる - <問題その③>転ばないための感覚がおかしくなる
- <問題その④>損傷した靭帯が元の状態に戻るには一か月以上かかる
そして、リハビリ等により適度に靭帯に刺激を与えないと線維がぐちゃぐちゃに修復される - <問題その⑤>損傷した組織の修復過程で周りとくっついてしまう
- <問題その⑥>筋肉が固くなる
- 体の状態をチェックしてみよう!
<問題その①>
足首にある骨の位置関係が崩れる
捻挫をして、これが起こることにより
足首を下に向けると
足首の中にある骨が
正座をして痛いところに向けて
前に飛び出すように動きます。
このストレスにより、正座をした時に痛みが出やすく
いつまで経っても腫れが引かないという状態になります。
正座をしてみて痛い方は
これが起きている可能性があります。
正座は、捻挫した時の足の形に近くなるので
最後まで痛みが残りやすいです。
<問題その②>
痛みがあると脳が筋肉の出力を抑えるように働く
痛みで体重をかけられないことにより筋力低下が起こる
実は筋力低下はすぐに起こります。
試しに、片足でかかと上げをしてみてください。
リハビリをされていない方は、捻挫した側が
上げにくいと思います。
そうすると、筋力が落ちた分を
他の筋肉が頑張り
頑張っているところを
痛めやすくなってしまいます。
<問題その③>
転ばないための感覚がおかしくなる
関節には、目をつぶっていても
どのくらい関節が曲がっているか
が分かるセンサーがあります。
捻挫後はそのセンサーが
うまく働かなくなります。
姿勢が崩れたときに無意識に
修正してくれる反応が遅くなります。
捻挫が癖になりやすいと言われる
理由の一つがこれですね。
試しに目をつぶって
左右片足立ちをしてみてください
*高齢の方や、骨粗しょう症など
もし転倒にした際に耐えられない方は
行はないようにお願いします
捻挫したほうの足のが立ちにくく
なっていると思います。
(姿勢の影響で、立ちにくい脚や、捻挫しやすい脚もあります。)
<問題その④>
損傷した靭帯が元の状態に戻るには一か月以上かかる
そして、リハビリ等により適度に靭帯に刺激を与えないと線維がぐちゃぐちゃに修復される
実は思っているよりも身体の中では,ダメージを受けています。
<問題その⑤>
損傷した組織の修復過程で周りとくっついてしまう
周りと癒着してしまうことで,くっついてしまったところが引っ張られると痛みがでます。
<問題その⑥>
筋肉が固くなる
捻挫した際に急激に伸ばされた筋肉が
切れないようにと過剰に縮み固まってしまい
関節本来の動きを邪魔するのと
固くなった筋肉自体が痛みを出し始めます。
このように様々なことが起きているのです。
体の状態をチェックしてみよう!
①まず正座をして足首の痛みを確認します。
歩きでもいたい方は歩いた時の痛みでも結構です。
②膝を曲げて、足首を上にあげて座ります。
④片方の手で親指を持ちます。
⑤反らせた位置で
手で足の親指を固定して
7秒間それに負けないように
足の親指を下に曲げていきます。
関節の曲がっている角度が
変わらないようにやってみてください。
それを5セット行います。
⑥もう一度正座をして
痛みの変化を比べます。
痛み軽くなった方は、足首の骨の位置関係が
崩れていると思います。
そしてそれが痛みの原因の一つになっています。
当院では
それらの原因をすべて解決するための
治療とリハビリを行っています。
腫れや痛みの期間が長いほど
治るのが遅くなります。
お困りの方は1日でも早い受診を
おすすめします。
静岡市 葵区 瀬名川 アスリート鍼灸整骨院
松本 朝臣