長時間歩いているとおしりの外側が痛くなる

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アーチコラム 長時間歩いているとおしりの外側が痛くなるとお悩みの方~静岡市~(スポーツラボ鍼整骨院西脇)

お仕事や家事、旅行や買い物で長い時間歩くことありますよね。

そんな時、片方のおしりの外側が痛くなってしまう、そんなお悩みを持つ方の姿勢と対処法について今回は、お話していきます。

 

 目次

 

おしりの外側が痛くなる原因とは?

まずは、こちらの写真を見てください。

             

片足立ちをしているこの2枚の写真、右足で立っている時と左足で立っている時と何かちがいそうです。

右足は真っすぐ立てているので比較的、負担は少ないと思います。

左足で立っているときは何だか安定せずに倒れてしまいそうですよね。

 

今回は、前後の動きではなく、左右の動きに注目してみると、左足で立っているときには骨盤が外に逃げてしまっています。

左足で立っているときにはおしりの外側がパツンパツンに張って、これ以上外に行かないように支えてくれています。

 

実際に歩く時にも片足立ちになることがあるので、これが歩くたびに起きていると思うとどうでしょうか。

痛くなりそうじゃないですか??左のおしり!!

 

そして両足で立っている時ですら、もしかしたらこの姿勢になっているかもしれません。

ちょっと思い返してみてください、立って何かをやっている時、知らず知らずのうちにいつもどちらかの足に体重を乗せて“休めの姿勢”のようになっていませんか。

 

骨盤が外へ逃げる"休めの姿勢"を正す方法

 

それでは、この姿勢をどうやって変えていきましょう。

まずは、左のおしり(中殿筋)のトレーニングをやろう!!となりそうですが、中殿筋が強くなるともっともっと骨盤が外側にいっても支えられちゃうことになるので、

あの左の片足立ちがさらにひどくなるかもしれません。さらには、もしかしたらさらに痛みを強くしてしまうかもしれません。

 

ここで出てくるのが内転筋です。股関節の内側についている筋肉で、中殿筋の作用と反対の働きをします。

左片足立ちの姿勢だと内転筋は短縮(縮まる)してかたまっているというイメージをしてください。

それを緩めて動きやすくすることで骨盤が外にいくのを止めてくれるように働きます。

 

簡単に言うと今の中殿筋と内転筋の使い方を逆にするということです。

それでは、内転筋を緩めていきましょう!!

 

1.ゴロゴロリリース

     

・ソフトボールやグリッドを使ってゴロゴロ動かす

・かたい所は入念に行う  

・痛気持ちいいくらいで行う

(1分)

2.ストレッチ

     

・リリースしたところがしっかりと伸びている事を感じながら行う

・背中を丸めないように骨盤を立てる

(20秒)

3.内転筋スクワット

    

・お相撲さんのしこふみのように体を下げて内転筋をしっかり伸ばす

・立ち上がるときは内転筋を使って股関節をしめる

・膝が内側に入らないように注意

(10回程度 無理はしない事)

 

この順序で行うことでさらに効果を持続します。

(痛みのある方は無理をしないでください)

 

 

さあ、これでもう一度片足立ちをしてみてください。さっきより骨盤が外に逃げなくなっていると思います。

左のおしりの外側の負担が減るはずなので、症状も改善してくるでしょう。

 

今回はおしりの外側の痛みのお話でしたが、この姿勢をしていると腰や膝の痛みも出してしまう場合があります。

そして、あなたの痛みはほかの原因があるかもしれません。

お身体でお悩みの際は、ぜひご相談ください。

 

  

スポーツラボ鍼整骨院西脇

院長 増田鮎美

 

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