アーチコラム 朝の1歩目に足裏が痛むあなたへ
こんにちは
静岡県袋井市大門にありますアスリート鍼灸整骨院で働いています脇田と言います。
私は、普段整骨院で身体の痛みが出ている方の治療を行なっております。
当院に来られる年齢層はさまざまで、小学生〜一般の方、年配の方もたくさん来院されます。
痛みが出ている場所も人によって違い、
・足首や膝がスポーツで痛い
・階段の登り降りで痛みが出る
・肩が痛くて上がらない
・デスクワークで首が回らなくなったなど、
痛みの原因を分かりやすく説明して、治療方針を決めていきます。
特に、私たちは「治療の向こう側」という言葉をとても大切にしています。
ただ、痛みを取るだけではなく
痛みなく生活を出来るようになったその先にどんなことを目標にしていきたいのか、
・試合で活躍できるようになりたい
・お友達と旅行でたくさん歩きたい
・痛みを再発させない身体を作りたい
・フルマラソンを完走したい
そんな思いも一緒に達成できるように治療を行なっております。
今回は、【朝の歩きだし1歩目の足裏の痛み】
この内容についてコラムを書かせていただきたいと思います。
痛みでお悩みの方や周りで困っておられる方がいましたらぜひこの内容を参考にしていただければ幸いです。
目次
①足裏のメカニズム
足裏の解剖図です。
足裏は多くの筋肉の通り道になっています
また、地面と直接触れ合う場所なので、重心のかかり方によって
痛みが出る場所も変わってきます。
洗い物や歯磨きをしている際、シンクや洗面台がお腹に当たっていませんか?
無意識のうちに重心が後ろに乗りやすくなり、踵重心になっている可能性があります。
足首を外から横向きにみた写真です。
すねやふくらはぎの筋肉は腱となり、足裏や踵の骨に付着します
つまり、すねやふくらはぎの筋肉が硬くなると、筋肉が骨に付着する部分に
引っ張られるストレスがかかり痛みが発生する可能性があります。
ふくらはぎの筋肉は、アキレス腱を介して踵に付着します。
②痛みが出やすい場所
痛みを訴える方の多くは足裏と踵に痛みが出ます。
足裏の骨にも筋肉の付着部があり、その部分に痛みが出ます。
これは足底腱膜炎とも言われ、痛みを放置すると
骨棘(こつきょく)と言われる骨が棘のように隆起して痛みを長引かせる原因になります。
また、アキレス腱の付着部にも痛みが出やすく
朝の歩きだしの1歩目が痛くて踵がつけないなどの症状が出ることがあります
③痛みの原因
ある日突然違和感が現れ、痛みが強くなることが多いですが、
毎日の負担の積み重ねが痛みを発生させる原因になっています。
では、足に負担がかかりやすい足とはどのような足なのかを見ていきましょう。
足裏には足のアーチと言われるものが存在します
(内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチ)
このアーチは、
高い(アーチがありすぎる)*写真左
低い(アーチがない)*写真右
どちらでも足に負担をかけている可能性があります。
後ろから見るとこのように、
アーチがありすぎる場合は、外側に
アーチがなさすぎる場合は、内側に体重が乗りやすくなっています。
このような足場合は、足の裏やすね、ふくらはぎの筋肉に負担がかかり
筋肉が硬くなることによって、痛みを発生させます。
ストレッチをしても、歩き方が変わらなければ、同じ場所に負担がかかり
痛みが再発してしまうということです。
当院では、インソールでその問題を解決し痛みを改善しています!
④靴について
次に痛みの原因となりやすい靴についてです
履きやすいからといって、柔らかい靴を選んでいませんか?
実は靴の機能は、足の痛みととても大きく関係しています。
足に合っていない靴を履くことで、足だけではなく膝や股関節まで痛みを発生させることもあります。
当院の靴のカウンセリングについてはこちら↓
・踵を触ってみてください
黒い靴のように柔らかすぎる靴は、痛みの原因になる可能性があります!
・靴の曲がりを確認してみてください
靴は、蹴り出す部分で曲がるのが方が、足の負担を軽減させます
全体的に曲がってしまう靴は、足に負担をかけている可能性があります!
機能性がいい靴でも履き続けることにより、
機能性が低下し、足に負担をかけている可能性があります。
靴を変えるタイミングも上記のチェックを参考にしてみてください!
また、大きいサイズの靴を履くと
靴の中で足が動いてしまい、指で踏ん張ることにより痛みが発生することもあります。
横幅がきついからと、靴のサイズをどんどん上げるのではなく
靴にもスリム・スタンダード・ワイドなど幅の種類もありますので、
足にあったサイズと幅の靴を履くことをお勧めします。
⑤ケア方法
ご自宅でのケア方法です!
まずストレッチの前にボールを使って筋肉をほぐすやり方です!
足裏にゴルフボールを置き、押し付けながら転がします。
当てて痛いばしょを重点的におこないます。
すねの前にある骨の外側にボールを当て上下に動かします。
最後はふくらはぎです
ボールやローラーを使います。
ほぐしは、1分ほど行うようにしてください!
これから、気温もあがりお出かけする機会も増えてくると思います
今のうちからケアをして痛みのない状態で、生活できるようにしていきましょう!
そのほかの痛みについてはこちらをご覧ください
最後までお読みいただきありがとうございました!
アスリート鍼灸整骨院 脇田