アーチコラム ぎっくり腰を繰り返している40代男性
こんにちは。
アシスト鍼灸整骨院の荒木と申します。
皆さん、ぎっくり腰になったことがある方や身近でなった方がいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は
ぎっくり腰がなぜ起きるのか?
ぎっくり腰を自分でよくする方法をお伝えします。
ぎっくり腰とは、正式には「急性腰痛」と言われています。
重いものを持ち上げようとしたり、腰を捻る動作などで腰の筋肉を過剰に使うことで起きやすいです。
ぎっくり腰になりやすい人の特徴として、腰を過剰に使ってしまうということです。
そういう方は、腰部まわりの①股関節 ②胸椎 ③腹筋が上手く使えていないことが多く、姿勢として骨盤が後傾していることが多いです。
①股関節が使えていないというのは?
よく下から物を持ち上げるとき前屈するだけで持ち上げるより、しゃがみ込んでから持ち上げるようにすると良いとよく聞くと思います。
しゃがみ込むことで、大きい殿筋を使うことができるため腰部への負担が減ります。
このことから、お尻の筋肉を使う為に股関節の可動域を出しておくことが重要になります。
②胸椎をうまく使うとは?
胸椎とは画像の位置になります。
(図1プロメテウスより)
身体を捻るとき腰から捻ると指導する方もいますが、実際腰椎は回旋の動きはあまり出ません。その上の胸椎と股関節は回旋の動きが出ます。
そのことから、この胸椎が動かないと腰を過度に動かしてしまい痛みが発生しやすくなってしまいます。
③腹筋が上手く使えないとなぜ腰に影響が出てしまうのか?
腹筋と腰部は、胸腰腱膜という膜でつながっており、腹圧が入ることで自分のコルセットを作っています。
(図2プロメテウスより)
このことから、腹筋が使えないとお腹が前に出てしまい腰がそれて痛みにつながってしまいます。
そのことから、ぎっくり腰になりやすい方の特徴として①股関節 ②胸椎 ③腹筋が使えないことが原因の1つと考えられます。
その①股関節 ②胸椎 ③腹筋へのセルフケアをお伝えします!!
〈①股関節〉
もも裏のリリース(ほぐし)・ストレッチ
1分
20秒
〈②胸椎〉
胸椎回旋
ポイント!
・身体を開く際お尻が倒れないように注意
・手を追って顔も一緒に向ける
10回
〈③腹筋〉
ドローイン
1ー骨盤の骨の内側に手を当てる
2-大きく息を吸ってお腹を膨らませる
3-お腹を凹ませながら息を吐いていく
4-苦しくなってくると手が置いている場所が硬くなる
5-硬くなったらそこで3秒キープ
10回/1日
痛みを良くするだけでなく、予防にもなるので是非行ってみてください!
今回はぎっくり腰になる要因の骨盤後傾・腹筋に対してのお話とケアの1部をお伝えさせていただきました。
特にぎっくり腰は繰り返し受傷する方が多いので、
そういう方は、当院で原因やケアをお伝えしますので一度ご相談ください。
アシスト鍼灸整骨院
荒木 千陽