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アーチコラム スポーツ選手必見!足首の捻挫治療とその実際(スポーツラボ鍼接骨院 千種店)

スポーツ選手必見!足首の捻挫治療とその実際(スポーツラボ鍼接骨院 千種店)

 

 

こんにちは

スポーツラボ鍼接骨院千種店の十川です。

 

スポーツラボ鍼接骨院では

例年、スポーツに関する症状でたくさんの方が施術にこられています。

もちろん一般の主婦の方やスポーツをならっていない小学生低学年もこられることもあります。

 

スポーツに関する症状でとても多いのが足首の捻挫です。

今回はその足首の捻挫が起きた際に

全員が本当に必要なことと

競技復帰までの実際をお伝えしたいと思います。

 

コンテンツ

・足首の捻挫概要

・問診の流れ

・足首の捻挫で気を付けないといけないこと

・競技復帰までのリハビリ

 

 

1足首の捻挫概要

まずは、足首の捻挫について

詳しく考えていきたいと思います。

 

通称:足関節捻挫(以後表記)

 

{足関節}

足関節は主に距腿関節と言われます。

画像のように脛骨・腓骨・距骨で構成される関節です。

 引用画像:プロメテウス解剖学アトラス 第三版 監訳 坂井健雄 村上譲兒

 

{捻挫}

捻挫は様々な形状・状態(正常、安定性に欠ける関節)の関節に、1回~複数回の直達、介達、自家筋力での外力が加わり、関節周囲の軟部組織が損傷をするものを総称する。

柔道整復師養成学校の教科書に見る「捻挫」「挫傷」の概念とその歴史的変貌:より引用

 

{足関節捻挫}

上記の内容より

脛骨・腓骨・距骨で構成される距腿関節に外力が加わり、関節周囲の軟部組織が損傷をするものを足関節捻挫と説明することができます。

 

特に足関節捻挫は内返し捻挫が多いとせれています。実際に私も写真のように内返し捻挫を診させていただくことが多いです。

 

 {軟部組織}

その軟部組織は様々なものがあります。

今回は多く損傷しやすいものを紹介します・

ずばり!!靱帯です。

みなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

関節において骨と骨を連結する紐少あるいは帯状のコラーゲン繊維組織を靱帯といいます。

靱帯は関節の安定化、関節運動の誘導、過度の運動に対する制動、関節の固有知覚センサーとしての機能があるとされています。

 

とても重要そうではないでしょうか?

その通りで関節ではとても重要な役割をもった組織なのです。

 

{前距腓靱帯}

今回は足関節捻挫で一番損傷の可能性が高く多い靱帯を紹介します。

画像のように骨から骨についていることがわかりますね。

 

 

起始:腓骨前端と関節軟骨

停止:距骨の外側

作用:脛骨に対して、距骨が前方にずれることを制限します。

 

 

・問診の流れ

 

  • 予約をとります

 

捻挫をしたらすぐに連絡ください。

早い時間でご予約を取りましょう!!

 

  • 予診票を記入

 

問診をスムーズに進めるために詳しくご記入お願いいたします。

 

  • 聴診と事情確認

 

どのような状態でどのように負傷したかを教えてください。

 

  • 検査と症状確認

 

当院では骨や靱帯・筋肉まで確認できるエコー検査を行い確実に症状の確認をしていきます。

動きや痛い個所の確認し。捻挫の強さや痛めた部位を断定していきます。

 

5.競技復帰までの手順をご提案

 

選手の現状やチームの意向にあわせて競技復帰までのプロセスを丁寧にご提案させていただきます。

 

必要な施術やリハビリのご提案もこの時にさせていただきます。

 

 

上記の流れで、競技復帰まで全力でサポートさせていただきます!!

 

 

 

・足関節捻挫で気を付けたほうがいいこと

 

足関節捻挫はみなさんも聞いたことがあるとおもいますが

とにかく「くせになります」

靱帯は捻挫をすると弛緩(ゆるく)していきます。

とくに捻挫をした後の処置を怠ると

靱帯が機能しなくなり、骨が逸脱しやすくなります。

 

靱帯もエコー検査にて判断する方法もあります。

 

 

 

 

実際にエコー検査で見た前距腓靱帯をみていきましょう

 

黄色が靱帯です

 

  • ぴんと張った綺麗な靱帯

 

 

  • 少し緩い靱帯

 

 

  • 繰り返す捻挫で弛緩した靱帯

 

 

 

分かりましたでしょうか?

読んでいただき気になった方は是非ご連絡ください。

足のエコー検査と改善方法のご提案ができます!!

 

 

 

・競技復帰までのリハビリ

 

足関節捻挫はリハビリで行えるようになる運動から

競技復帰し

手順を踏んで完全に競技復帰していただきます。

 

  • 背屈・底屈

写真のように足首の動きを作っていきます。痛みがなくできれば歩行訓練していきます。

 

  • 歩行

足関節の背屈・底屈ができるようになれば、次は歩行を行っていきます。

 

  • 片足立ち

走行の準備として。片足立ちでのバランストレーニングを行います。

 

  • スクワットジャンプ

走行の準備として、足首はもちろん、股関節と膝関節を使いジャンプトレーニングをしていきます。

 

  • 軽いランニング

ジョグ程度のランニングを始めていきます。

 

  • サイドランジ

前後ろの動きだけではなく、横への動きを行っていきます。

 

  • 片足ジャンプ

これが痛みなくできれば、そろそろダッシュです。

 

  • スプリントダッシュ

本気ダッシュです。

 

  • リアクションダッシュ

切り返しを多く使ったダッシュや障害物(ジャンプ系メニュー)をいれたダッシュメニュー

 

*並行して、心拍数、肺活量を考慮してバイクトレーニング

 

上記のメニューをこなして初めて完全競技復帰をします。

その選手によって試合のスケジュールで早めの復帰もあります。ご相談ください。

 

 

今回は足関節捻挫がとても大変で

しっかり対処しないとだめだということが分かったと思います。

 

捻挫をしてしまった際に来院するのであれば、エコー機器があり競技復帰まで計画を立ててくれる施設をお勧めします。

 

スポーツラボ鍼接骨院では上記の内容で競技復帰までサポートさせていただきます。

当日の対応も可能ですのでお気軽にご連絡ください。

足関節捻挫は早期の対応が肝になります。

今後アスリート人生のためになればと思います。

 

 

スポーツラボ鍼接骨院 千種院 十川

 

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