アーチコラム 静岡市の方への野球守備力向上トレーニング
こんにちは。アスリート鍼灸整骨院瀬名川の池谷です。
私は柔道整復師の資格を持ち、身体に痛みやお困りの事がある方への治療や、リハビリをさせていただいております。
今回は野球の守備力を向上させるためのトレーニングをお伝えします。
野球をやっている皆さんは守備をしていて捕球時に何を意識していますか?
色々あると思います!
例えば、「グラブを下から出していく」「ボールと顔の位置を遠くしすぎない」など指導者の方々のアドバイスをもらうことや自分自身で考えて捕球動作に移しているかと思います。
ただ、これらを意識することは勿論重要なことですが捕球時の姿勢で1番大切なことがあります。
それは、骨盤を前傾させて捕球する事です。
どういうことかわかりますか??
下の2枚の写真を見てください。
1枚目は骨盤が後傾しており、後ろに重心が乗ってしまっています。
対して、2枚目は骨盤が前傾しており綺麗な捕球姿勢が取れています。
ということは、骨盤後傾位になってしまうと上記のような意識以前に正しい捕球姿勢が取れていないことになります。
また、この骨盤前傾位を取れていないことにより捕球時に悪影響を及ぼします。
例えば、後方重心により打球と顔の位置が離れてしまい打球の捕球反応の低下により、グラブを上から出してしまいボールを後方に逸らしてしまう。
など様々なパフォーマンス低下の影響を及ぼしかねません。
では、捕球姿勢を安定させるために何が必要なのか?
それは、先程もお伝えした通り「骨盤前傾位」の獲得です!
そのためのトレーニングを2つお伝え致します。
まず、1つ目は「内転筋スクワット」です。
まず、足を肩幅より広めにとってもらい膝・つま先を少し外に向けます。それから膝をつま先方向にスムーズに動かし、膝がつま先線上よりも前に出ないように注意しながら身体を下げていていきます。
捕球姿勢の際には、内転筋は伸長される動きを取ります。骨盤を後傾にしないようにしっかり内転筋・骨盤前傾を意識して下げた身体を今度は上へと上げて動かします。
これを繰り返し20回程行って欲しいです。
また、下から上に身体を上げる際には内転筋を伸長位から短縮させるようにしながら上げていきましょう!
これが、捕球後の送球やステップにも生きてきます!
2つ目は、「片足スクワットキープ」です。
シングルキャッチをする際には凄く役立ちます!
まず、シングルキャッチをするシーンの多くは難しい打球処理の際に用いられることが多いです。
そのため、捕球後の送球までを的確に速く、尚且つスムーズに行うことが重要です。
この時に骨盤が後傾にあると特に前へのボテボテのゴロに対しての捕球困難や捕球後の送球に大きなロスが生まれてしまいます。
それは、チームにとっても痛い出塁になってしまいます。
それを防ぐためのトレーニングです。
股関節・膝関節・足関節を曲げて身体が曲がらないように下の写真のようなポジションを取ってもらいます。(スクワット姿勢)
その状態から、片足を斜めに内後方に持っていきます。その際に臀部が横に抜けてしまっていたり、前足の膝がつま先線上よりも前方に位置していると骨盤前傾含め前傾位置を取るための臀部のトレーニングにならないので気をつけてください。
下の写真の通りのポジションが取れたら20〜30秒その姿勢でキープしてください。臀部下部から腿裏上部に張感を感じていて欲しいです!
この2つトレーニングだけではなく捕球時には様々な関節の動き・筋肉の動きが複合的に活動するので、それ以外にも様々なトレーニングが必要なのですが今回は「内転筋スクワット」と「スクワットキープ」をお伝えさせていただきました!
私たちは、痛みの改善はもちろんのこと姿勢・動作チェック、パフォーマンスアップに向けたトレーニングサポートも行っております。
1人1人の患者様やクライアント様の目標や姿勢に合わせてトレーニングを行っておりますので、痛みに対してのご質問だけではなくパフォーマンスアップに対してのトレーニング面のご質問も承ります。
ご質問やご相談がある方は、お気軽にご連絡お待ちしております。
最後まで、読んでくださりありがとうございました。
アスリート鍼灸整骨院 瀬名川
・池谷 隼一
静岡県静岡市葵区1-31-19
(予約優先制)