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アーチコラム 名古屋市にお住まいの監督から体幹が弱いとよく言われてしまうサッカー選手へ

 

こんにちは。

名古屋市緑区にあるスポーツラボ鍼整骨院で勤務している西島です。

 

私は鍼灸師とアスレティックトレーナーの資格を持ち、日々、学生アスリートや一般の方たちに治療、リハビリ、トレーニング指導を行っています。

 

 

 

今回、タイトルにもあるように体幹についてお話します。

 

以前、当院でサッカー選手のための体幹トレーニング教室を開催した際に参加してくれた選手に

 

 

①体幹とはどこか?

 

 

②体幹を鍛えたら何が良いのか?

 

 

についてまず聞いてみました。

 

 

参加してくれた選手たちは①は分からない。

②は当たり負けしないようになると答えてくれました。

 

 

 

その時に体幹、体幹トレーニングについてもっと知ってもらう必要があるなと思い、コラムにさせていただきます。

 

 

 

 

今回は先程、選手たちに質問した

 

 

①体幹とはどこか?

 

 

②体幹を鍛えたら何が良いのか?

 

 

に答えつつお話していきます。

 

 

 

 

①体幹とはどこか?

 

文字の通り体の幹、いわゆる胴体部分のことで、

手、足、頭などがつながっている部分を指します。

 

 

胴体部分と言われるとざっくりしすぎて分かりにくいのでトレーニングをするときに特に意識してほしい

腹腔という肋骨と骨盤の間の部分に着目していきます。

 

 

 

        

 

 

          

「腹腔」は上部を横隔膜、前から横を腹横筋

 

後ろを多裂筋、下部を骨盤底筋群という

 

身体の深層にあるインナーマッスルに囲まれ、

 

内臓が詰まった部分です。

 

 

ここは骨がないため周りを囲んでいる筋肉(インナーマッスル)が同時に働き

腹腔内の圧力(腹圧)が高まることで安定します。

 

 

 

体幹を鍛えるということは

 

インナーマッスルを働かせ、

 

腹圧を高めることです。

 

 

 

 

 

 

②体幹を鍛えたら何が良いのか?

 

 

 

それはズバリ身体が安定することです!

 

 

サッカーイベントに参加してくれた選手の当たり負けしないようになるも正解です。

 

 

体幹トレーニングで腹圧が高まることで体幹部を安定させ、当たられても体勢が崩れないようになります。

 

 

日本代表の長友佑都選手も海外の体の大きい選手に当たり負けしないように体幹を鍛えていました。

 

 

しかし、私が考える体幹を鍛える

 

メリットは少し違います。

 

 

 

それは体幹部からつながる手、足を

動かしやすくし、力を出しやすくすることです。

 

 

いくら腕や足を鍛えてたくましくなっても、繋がっている体の土台(体幹)がしっかりしていないと上手く力を出せません。

 

体幹部が安定することで四肢を動かしやすくし、力が伝達することで大きな力を発揮することができます。

 

 

つまり、体幹は上肢と下肢をつなぐ

 

チェーンのようなものと言えるでしょう。

 

 

サッカーの場合、腕を後ろにひいて上半身で生み出したパワーを下半身に伝え、ボールを蹴る力へと変わります。

 

この上半身から下半身へのパワーの伝達を効率よくスムーズにするのが体幹です。

 

キレがいいと言われる選手は手、足をどれだけ速く動かしても体幹部が安定しているからこそ大きな力を発揮することができるのです。

 

 

 

 

ここまで体幹について読んでいただきましたが、実際に体幹の力がどれくらいあるのかチェックしてみましょう。

 

今回はどこでも簡単にできるテストをご紹介します。

 

 

 

①    片足バランス

 

片足立ちをして体が左右にどれだけ動いてしまうかをチェックします。

 

この時に左右で立ちやすい側もチェックしておきましょう。

 

上半身が傾きやすい、立ちづらい側があったほうは体幹が弱いかもしれません。

 

 

    

    

 

 

 

 

②    座位バランス

 

地面に足がつかないようにイスに座り、片手を少し遠くに伸ばします。

 

上から肩を真下に押された時にその姿勢をキープします。

 

これも左右行い、キープしやすい側としにくい側を

 

チェックしましょう。

 

 

押された時に腕が下がってしまう、反対の骨盤が

 

上がってしまうほうは体幹が弱いかもしれません。

 

私の場合は、左が弱いため左のほうが他の場所に力を入れて耐えようとしています。

 

    

   

 

 

二つのテストをご紹介しましたが、左右差があったという方はサッカーのプレー中も右に切り返すのは得意だが、左は苦手や、右でのシュートは軸足が安定するのに左足はふらつくなど体幹の影響がプレーに出ているのではないでしょうか。

 

 

 

体幹が安定しないままプレーを続ける

 

         ↓

 

手や足などが無駄な力を使わないといけなくなってしまう

 

         

 

ケガや姿勢の崩れにつながってしまう

 

※体幹で重要な腹圧が入れづらい姿勢もあります。

 

 

このような負のサイクルが続いてしまいます。

 

 

 

今回、このコラムを読んで負のサイクルになっていると思った方はぜひお気軽にご連絡ください。

 

私たちは姿勢や動作を分析し、一人一人に合ったトレーニングを提案し、伝えることを得意としています。

 

一緒にトレーニングを頑張ってみたいという方、募集中です!

 

 

最後までご精読ありがとうございました。

 

 

スポーツラボ鍼整骨院 滝ノ水

鍼灸師、アスレティックトレーナー 西島 勇気

TEL 052-842-8330

 

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