2023/09/19 アーチコラム名古屋市千種区で膝が痛み伸びずにやりたいことが出来ていない方へ（変形性膝関節症）

こんにちは。私は十川（ソゴウ）と申します。大学を卒業後、柔道整復師の資格を取得し、現在は名古屋市千種区にある「スポーツラボ鍼整骨院」と名東区の「ARCH village」で働いております。今日は、40代以降の女性に特に多い「変形性膝関節症」について、わかりやすくお伝えしたいと思います。

膝の痛みでお悩みの方へ

変形性膝関節症は、日常生活のあらゆる場面で影響を与えるつらい症状です。膝の痛みを感じる患者さんの中には、以下のようなお悩みを持たれている方も多いです。

名古屋市内だけでも、多くの方が同じような悩みを抱えています。それだけに、この痛みや不自由さが生活や人生の楽しみに影響を与えていることがわかります。

そんな中で、「膝が痛い」という現象を正しく理解し、その原因や対策を知ることで、痛みを和らげたり、日常生活を楽にしたりすることが可能です。

軟骨がすり減ると痛い？実は違うんです

よく耳にする「膝が痛いのは、軟骨がすり減ったから」という話。実はこれは誤解です。軟骨には、痛みを感じるための「センサー」がありません。そのため、たとえ軟骨がすり減っても、それ自体が直接的な痛みの原因にはならないのです。

驚かれるかもしれませんが、痛みを感じるためにはセンサーが必要です。このセンサーが刺激をキャッチし、その信号が脳に送られることで「痛み」として認識されます。しかし、関節の軟骨にはそのセンサーがないのです。

例えば、リモコンのボタンをいくら押しても、テレビ本体にセンサーがなければ電源は入りません。それと同じように、センサーがない軟骨が痛みを発することはないのです。

では、膝の痛みの原因は？

膝の痛みを引き起こしているのは、関節を包んでいる「関節包」や、靭帯、筋肉の腱などです。これらには痛みを感じるセンサーが豊富にあります。以下のような原因でセンサーが刺激されると、膝に痛みを感じるのです。

特に、膝が変形してしまっている方の場合、多くは太ももに対してスネが外側にねじれてしまっています。このねじれが膝への負担を大きくし、痛みを引き起こします。

さらに、変形が進行すると関節が横に滑り、膝がO脚（＜＞の形）になってしまいます。このような状態では、関節にねじれや引っ張りが生じやすく、歩行の際の衝撃や体重が加わると、痛みがさらに強くなるのです。

膝の動きすぎが痛みを助長する理由

膝の痛みを抱える多くの方は、膝関節が通常以上に動いてしまっています。しかし、なぜ膝が「動きすぎる」状態になってしまったのでしょうか？

その答えは、膝の上下にある股関節と足首が正しく動いていないことにあります。股関節や足首が硬くなり動きが制限されると、その分、膝が過剰に動かざるを得なくなり、結果として痛みが生じるのです。

たとえるなら、家族でお父さんや子どもが何も手伝ってくれない状況で、お母さん（膝）がすべての家事をこなしているようなものです。このような状態が続くと、膝に大きな負担がかかり続けてしまいます。

変形性膝関節症の進行と炎症の影響

変形性膝関節症のもう一つの問題は「炎症」です。軟骨がすり減る際に発生した微細な軟骨の破片が、関節包を内側から刺激して炎症を引き起こします。炎症は体が損傷を修復するための自然な反応ですが、この過程で以下のような影響が出ます。

余分な組織は、膝のお皿や関節の動きを邪魔し、膝が伸びなくなる原因になります。また、この状態が続くと筋肉が硬くなり、関節包や靭帯を引っ張り続けるため、痛みが慢性化します。

改善に向けて取り組むべきこと

膝の痛みを改善するためには、次の4つのステップが重要です。

私たちがサポートします！

痛みは、体からの「これ以上負担をかけないで」というサインです。膝を助けるために、まずは一度ご相談ください。あなたがやりたいことを再び楽しめるよう、私たちが全力でサポートします！

最後までお読みいただきありがとうございました。

スポーツラボ鍼整骨院千種
名古屋市千種区姫池通3ｰ28
TEL 052-753-9909
柔道整復師　十川椋太朗

2023/09/19 アーチコラム 名古屋市千種区で膝が痛み伸びずにやりたいことが出来ていない方へ（変形性膝関節症）