アーチコラム 浜松市で小学生のお子様が運動をすると踵が痛い、成長痛や骨端症(シーバー病、セイバー病)と言われお困りの方へ
こんにちは、浜松市にある
アーチ鍼灸整骨院の松本です。
私は柔道整復師という免許を持っていて
今までに延べ、約50,000人の方に
治療をさせて頂いています。
その経験から
今回は浜松市にお住いで、
小学生のお子様が
運動すると踵が痛い、
成長痛や
骨端症(セーバー病、シーバー病)と言われた
など踵の痛みで
お困りの方にお伝えしていきます。
結論から言いいますと、
骨端症(セーバー病、シーバー病)や
疲労骨折などどと言われても
2、3回の治療で
痛みが消失する事もあります。
もちろん本当に骨や成長する軟骨のところに
問題があれば時間はかかりますが、
実はそれ以外が原因で
同じような所に痛みが出ていて、
それを疲労骨折や骨端症などと
言われてしまう場合があります。
まずは成長痛と骨端症(セーバー病、シーバー病)
について説明しておきます。
混同されがちですが成長痛と骨端症は別もので
いわゆる成長痛とは
幼時期から学童期の小児において
膝周辺から下腿を中心とした部位に
夜間激しい疼痛を訴えるが
日中はほとんど症状が出現しない状態
に対して使われていて
骨や軟骨などに異常が見られない
原因不明の疾患とされています。
一方
骨端症とは
感染以外で
骨を成長させる軟骨や骨端核が
血流障害などの影響で壊死してしまう症状で
スポーツ障害の一つです。
8〜12歳の活発な男子に多いとされています。
そして踵に起こる、この骨端症が
シーバー病、又はセーバー病
と呼ばれます。
踵が痛いと、どのような物でも
取り敢えず上記の2つで
片付けられてしまう事があるので
本当は原因を解決すれば
長期間休まなくても
痛み無く運動が出来たのに
と言う事が起きてきます。
では次に、踵の痛みを出す原因をお伝えします。
特に多い痛みの原因は3つ
①ふくらはぎの固さ
②ふくらはぎの弱さ
③踵以外の足の関節の固さ
があげられます。
①のふくらはぎの固さは
腓腹筋とヒラメ筋と呼ばれる筋肉が
アキレス腱となって踵に付着するのですが
筋肉の固さがアキレス腱を引っ張り過ぎて
アキレス腱の踵に付着する部分が
髪の毛を引っ張ると頭皮が痛いみたいな
状態になって痛みを出します。
ただしこれは小学生では少ない方だと思います。
②のふくらはぎの弱さは
小学生に多い原因の一つだと思います。
ヒラメ筋と言う筋肉がジャンプなどの着地で
スネが前に倒れ過ぎないように
頑張ってくれるのですが、
特に低学年はジャンプの着地に
耐えられる筋力がついておらず、
着地時にスネが前に倒れすぎてしまいます。
それによりアキレス腱が引っ張られ
踵が痛くなります。
このタイプは踵の後ろの方が痛くなり
エコーで観ると、踵の骨がギザギザに
変形している事が多いです。
股関節が固く前屈で床に手がつかない子は
さらにスネが前に倒れやすいので
ヒラメ筋の強化とともに
股関節とお尻に筋肉の強化も必要になってきます。
治療を続けていると、
前屈で手が床につかないだけで
踵と膝と腰を痛めそうだなと予測できます。
話を戻して
③の踵以外の足の関節の固さは
着地時の衝撃の吸収は主に
1、踵が内側に倒れる
2、ショパール関節が外に開く
で行われます。
痛みが出る場合は
2のショパール関節の外への動きが無く
1の踵が内側に倒れ過ぎて起こります。
この場合は踵のサイドで痛みが出やすくなります
1,
2,
2,の動きがないと、踵が動き過ぎ痛みを出す。
靴の先端が踵に対して
内側に向き過ぎている靴(振りが大きい)も
ショパール関節が外側に行くのを邪魔する可能性が
ありますので踵の痛みが出ているお子さんは
注意が必要です。
原因が分かれば、筋力をつけてあげたり
動いていない関節の動きを出してあげたり
すれば痛みが無くなっていきますが、
ただ休むだけだと、一時的に痛みは引きますが
運動すれば、また痛みが戻ってしまいます。
大事な大会に出られなくならないように
早めにご相談ください。
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柔道整復師 松本