アーチコラム 磐田市で外反母趾でお悩みの10～30代の方へ
こんにちは。
磐田市にあるアシスト鍼灸整骨院に勤務しております辻岡です。
私は鍼灸師の資格を有し、一般の方から学生、アスリートに対して治療やリハビリ、パフォーマンスアップのトレーニングを指導している傍ら
浜松市を拠点とし、東海リーグに出場しているビーチサッカーチームのトレーナーとしても働いています。
今年もあっという間に終わりが近づいておりますが、年末年始は楽しみな行事も多いと思います。
それと同時に大掃除や初詣、旅行にショッピングなど歩き回る機会も多いのではないでしょうか？
今回は歩き回る機会が増えるにつれて出てくる足の悩みの中で、最も多い外反母趾についてお話をさせて頂きます。
まず一度自分の足と写真の足を見比べてみてください。
写真のように親指が曲がっていませんか？
外反母趾とは、この写真のように母趾が小趾側の方へ“くの字”に大きく曲がり、母趾の付け根の関節が飛び出てしまう状態のことをいいます。
そして突出した部分が靴に当たり痛みや腫れが生じたり、足の裏にタコが出来やすくなり、症状がひどくなると靴を履いていなくてもジンジンと痛むこともあります。
また、放置しておくとどんどん変形が進んでいってしまうため痛みが増し、日常生活に支障を来すこともあります。
ですが、人間の足趾は元々母指趾が小趾側へ曲がっています。この角度のことをHV角（外反母趾角）といいます。
一般的にはHV角が20°以上になると外反母趾といわれることが多く、角度が大きくなるにつれ症状もひどくなっていく場合が多いです。
ではなぜHV角が大きくなり外反母趾になってしまうのでしょうか。
よく挙げられる原因としては
･ハイヒールや足先の細い靴の多用
･足の筋力低下
･扁平足による足部アーチ機能の低下
などがあります。
確かに先程挙げた原因は、外反母趾に大きく関与してきます。
しかし、年齢が若くなればなるほど当てはまる原因も少ないのではないでしょうか。
特に学生のうちはハイヒールなどを履く機会はほとんど無いでしょうし、中高年に比べれば足の筋力もしっかりとあるはずです。
ですが実際、治療院に来られる患者様の中には小学生で外反母趾傾向になっている方を見かけることも少なくありません。
なぜでしょうか。
最も考えられる原因としては扁平足による足部アーチ機能の低下です。
扁平足の場合、土踏まずの隙間が少なくなるため歩行時に母趾の内側にかかるストレスが増大します。
その状態で靴を履くと母趾の付け根から先が圧迫されて変形が進んでいきます。
学生や20代の方などは遺伝的に扁平足であったり関節が柔らかいことが多いため、足の筋力が低下していなくても外反母趾になってしまうのです。
そのような場合足の筋力をつけたからといって必ず改善がみられるかというと、そうではありません。
では治療方法がないのかというと、そんなことはありません！
扁平足で土踏まずの隙間を適度に保つためにインソールを入れて支えることが最も効果的です！
当院でもインソールを作成しておりますが、市販のインソールと大きく3点違います。
･歩行時の荷重のかかり方に合わせられる
･患者様一人1人の足の関節に合わせることが出来る
･何度も細かく調整を繰り返すことが出来る
なぜこのようなことが可能なのかというと
患者様の足や歩行をみてオーダーメイドでインソールを作成するからです。
同じ外反母趾でも一人1人足の形や歩き方のクセは違いますし、歩行時のどのタイミングで痛みが出るのかも違います。
ですので本当に患者様の痛みの原因となっている部分を変えるためにオーダーメイドで作成しております。
そしてもう1つ皆さんに見直していただきたいことがあります。
それは靴のサイズです。
外反母趾がある方は母趾の付け根が靴に当たると痛いので、サイズを少し大きめに履いていたり、横幅を大きめに履いている方が多いのではないでしょうか。
ですが外反母趾の場合、サイズが大きいからこそ痛みが増してきてしまいます。
皆さんも今履いている靴の中敷きを取り出して、踵を合わせて見てください。
写真を見てもらうとわかるように、靴のサイズが大きいということはそれだけ靴の中で隙間が出来るということです。
当然隙間があれば歩いている間に前後にずれてしまい、外反母趾の部分に当たってしまうため痛みが出てきてしまいます。これは横幅が大きい靴を履いている場合も同様です。
そのため、まずは自分の足のサイズがどのくらいなのかしっかりと把握しておくことが重要です。
当院では足のサイズ計測を無料で行っており、一般的に足のサイズといわれる縦の長さに加えて横幅も計測し、患者様に適切なサイズの靴をオススメさせて頂き、靴を購入することも出来ます。
靴の説明はこちらからもご覧ください。
外反拇趾で靴選びにお困りの名古屋在住の方へ | アーチフィジカルケアグループ (arch-treat.com)
また、外反母趾の方向けに開発した当社のオリジナルブランドである〈WS－1〉という靴もございます。
〈WS－1〉は靴自体の機能性が高いのはもちろんのこと、外反母趾が当たって痛むことが多い母趾の付け根部分がゆったりとした作りになっているため、｢今までどの靴を履いても母趾の付け根が当たる感じがあった｣という方でも心地よく履いて頂けます。
WS－1が気になる方はこちらからご連絡ください。
アシスト鍼灸整骨院 公式LINE
このように、自分の足に合った靴とインソールを入れることで外反母趾の進行を止め、痛みをなくすことが出来ます。
現在外反母趾でお悩みの方
もう直らないから…と今まで諦めていた方
靴とインソールでその痛みや悩みを解決することが出来ます。
ちょっとしたことでも構いません。お気軽にご相談ください。
そして足の悩みを気にすることなく旅行やショッピングに出かけ、家族や友人と良い思い出を作りましょう！
アシスト鍼灸整骨院
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鍼灸師 辻岡 伸也
