アーチコラム 名古屋で腰痛に悩むダンサーへ
こんにちは!スポーツラボ鍼整骨院の岩瀨です。
今回は、腰痛で悩むダンサーへ!
さて、ダンスと一言で言っても、とてもたくさんのジャンルが存在しますね。
それぞれ特性があると思いますが、形が決まっていないから難しい。振り付けによって痛みが出るという人もいるのではないでしょうか。
広い可動域が必要となり、そしてその範囲をしなやかに、またはキレよく速く動かす筋力も必要。
身体で表現をするダンスは、ハードな全身運動といえます。そして、スポーツと同様に怪我がつきものです。
最近はダンスをやっていて腰痛に悩んでこられる患者さんも多いです。
腰が痛い患者さんとお話していると、ヘルニアですか?分離症ですか?なんてワードがよく出てきます。
しかし、病院へ行っても特にそういったものは見つからず、痛みがなかなか治らない、、、といった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、そのような腰痛で一番多いのが、筋肉や筋膜が悪さをする腰痛です。
これを筋・筋膜性腰痛と言いますが、腰周辺の筋肉にストレスが加わり続けることで起こります。
では、腰になぜストレスはかかるのか?
問題は腰だけではないのです。
腰の近くにある、股関節や背骨の動きがとても重要になってきます。
股関節や背骨で動きが悪い部分があると、それを代償して腰がたくさん動かなくてはならなくなります。
腰をたくさん動かしているような振りも、腰だけが動いていることなんてほぼありません。
そこで今日は簡単なセルフチェックをして、身体の動きに問題が隠れていないか探してみましょう!
(痛みが酷い方は無理をしないでください。)
まずは、股関節の動きをチェックしてみましょう
- 屈曲
○ ×
※足が90度以下の人、膝が曲がってしまう人時は要チェック!
- 伸展
○ ×
※股関節からももにかけて、一直線にならない人、身体が前に倒れてしまう人は要チェック!
- 外転・外旋
○ ×
※足を開いて長方形になりますか?膝が前に出てしまったり、正面から見てももが横一直線にならない人は要チェック!
- 内転・内旋
○ ×
※後ろ足の膝が床につきますか?つかない人は要チェック!
背骨の動きをチェックしてみましょう
- 回旋
○ ×
- 側屈
○ ×
※左右対称に側屈できていますか?綺麗なカーブになっていますか?カーブになっていない人は要チェック!
各項目で要チェックが付いた人、またはチェックをしていて痛みがあった人はその股関節・背骨の動きに問題ありです。
股関節や背骨の動きが足らず、腰の筋肉に必要以上の負担がかかってしまっている可能性が高いです。
ただし、これは変えられます!
筋肉をほぐしたり、ストレッチをしたりすることで、関節の動きは変わっていきます。
腰が痛いからといって、腰をほぐしているだけではなかなか治らない時は、他の身体の動きをチェックして、関節がきちんと動くようストレッチをしましょう。ストレッチをするのも痛い人は、きちんと筋肉をほぐしてあげてから行う必要があります。
また今回のチェックには引っ掛からなかったけど、痛みが強い人。
チェックをしてみて、自分に合ったストレッチメニューややり方を知りたい方は、スポーツラボ鍼整骨院にご相談くださいね。
筋・筋膜性腰痛だけでなく、ヘルニア、分離症といった怪我を防ぐためにも大切なことです。
ぜひ自分自身の身体の状態を知り、ケアやトレーニングをしながら、楽しく・かっこよく・可愛く・美しくダンスをしていってください!
スポーツラボ鍼整骨院(滝ノ水)
岩瀨 優子