膝の痛みにお悩みの小学生サッカープレイヤー、原因はこれかも。(スポーツラボ鍼接骨院 沖縄市店)

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アーチコラム 膝の痛みにお悩みの小学生サッカープレイヤー、原因はこれかも。(スポーツラボ鍼接骨院 沖縄市店)

こんにちは。柔道整復師の石川です。

 

私は、静岡県でスポーツ外傷の患者様が多く来院される接骨院「アーチ鍼灸整骨院」、「アスリート鍼灸整骨院」の2店舗に計4年間勤務した後、

2020年4月から沖縄市安慶田にある「スポーツラボ鍼接骨院」に勤めております。

 

今回は、

 

沖縄市で膝の痛みにお悩みの小学生サッカープレイヤーと、その保護者様にぜひみていただきたい内容となっております。

 

膝の痛みの原因の一つについてのお話となっております。

 

 

 目次

 

1,小学生サッカープレイヤーに多い膝の痛み。

 

2,膝の痛みの原因

 

3,ご自宅で簡単に、今からできるケア!!

 

4,最後に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1,小学生サッカープレイヤーに多い膝の痛み。

 

 

①オスグッド

 

正式名称「オスグッド・シュラッター病」

 

 

膝のお皿の下部にある骨部分に痛みが出てきます。

 

もも前の筋肉と靭帯により、お皿下の骨が引っ張られ続けることで、痛みにつながります。

 

場合によっては痛みの出る部分の骨が、ボコッと突出した形になることも。

 

 

オスグッドで膝の痛い小学生、姿勢が原因かも

オスグッドについての記事はこちら👆

 

 

②膝蓋靭帯炎

 

膝のお皿の下部分の靭帯がストレスを受け続けることで炎症を起こし、痛みを発します。

 

 

別名、「ジャンパー膝」と呼ばれますが、サッカーなどのジャンプ動作の少ない競技でも発症することもあります。

 

 

③有痛性分裂膝蓋骨

 

膝のお皿が2つ以上に分裂し、痛みを発します。

 

分裂の仕方にはいくつかパターンがあるのですが、

 

お皿の外側部分が分裂している場合が多いです。

 

分裂しているが、痛みが出ない場合もあります。

 

分裂している箇所にストレスが加わり続けることで、痛みが出始めます。

 

特に、ぶつけた、捻ったという覚えはないが痛みが出始める場合は、上記3つのうちのどれかが当てはまることが多いです。

 

 

 

 

2,膝の痛みの原因

 

 

上記、3つの膝の痛みはそれぞれ違う部分に痛みが出るのですが、原因は近い原因であることが多いです。

 

その原因は、

 

もも前の筋肉(大腿四頭筋)の使い過ぎです。

 

 

大腿四頭筋は、骨盤前面(下前腸骨棘)と太ももの骨(大腿骨)から始まり、膝のお皿を経由し脛の骨(脛骨粗面)へついています。

 

大腿四頭筋は主に、膝を伸ばすときに使われます。

 

走る際、ボールをける際、相手選手とのコンタクト時に踏ん張る際、様々な場面で使われます。

 

その大腿四頭筋を使いすぎてしまうと、筋肉が硬くなってしまい必要以上に膝のお皿や膝の靭帯、膝下部分の骨を引っ張るストレスが大きくなり、上記の膝の痛みにつながります。

 

 

大腿四頭筋の使い過ぎが膝の痛みにつながることはわかりましたね。

 

次は、なぜそうなってしまうか、です。

 

 

使い過ぎの原因は、大きく分けて2つです。

 

 

1つ目

 

姿勢からくる、身体の使い方の問題。

 

人は姿勢や癖によって、使う筋肉の優先順位が違ってきます。

 

写真①

 

写真②

 

 

 

の写真との写真の姿勢を見比べてください。

 

の写真は重心が前方へ、の写真は重心が後方に乗っております。

 

の写真の姿勢だとお尻がプリっと発達してきます。

 

海外の身体の強いプロサッカー選手を思い浮かべてください。お尻がプリっとしていますよね。

 

と比べ、お尻がぺたーっとなり小さくなります。

 

この姿勢だと、お尻の筋肉はうまく使えないという事です。

 

このように姿勢によって、使いやすい筋肉と使いにくい筋肉があり、走る蹴る踏ん張るといった動作の中で使われる筋肉の優先順位が変わってきます。

 

同じ動きでも使われる筋肉の割合が変わるという事です。

 

 

もも前の筋肉を使う割合が大きい姿勢をしている人は、膝を痛めやすいのです。

 

では、どういった姿勢がもも前の筋肉を使う割合が大きいかというと、

 

の写真のような姿勢です。

 

写真②

 

 

写真①

 

ここまで読んでくださっているあなた、一度立ち上がってももの前を触りながら、の姿勢を大げさに真似してみてください。

 

の時にもも前が柔らかくなり、の時にもも前の張りが強くなると思います。

 

少し重心を変えるだけで使う筋肉の優先順位が変わるのです。

 

 

 

もも前の筋肉の使い過ぎの原因、2つ目にいきます。

 

それは、オーバーワーク(仕事や運動を過剰にやりすぎている状態のこと)です。

 

姿勢がよく、身体の使い方がよくても、もも前の筋肉を使う割合が0というわけではありません。

 

個人差はありますが、その個々にあった負荷のトレーニングに調整することも考えなくてはなりません。

 

明らかにオーバーワークなら判断しやすいのですが、サッカーはチーム競技ですので、調整が難しいところではあります。

 

まずは、この後ご紹介する「ご自宅で簡単に、今からできるケア!!」を継続して行ってみてください。

 

 

3,ご自宅で簡単に、今からできるケア!!

 

 

最後にご自宅で簡単に、今からできるケア!!をお伝えします。

 

膝の痛みが全て、ここに書いてあることが原因というわけではありませんのですが、ぜひ一度試してみてください。

 

①もも前のリリース(ほぐし) 1分

 

 

 

ももの前にほぐすグリッドフォームローラー(筋肉をほぐす道具)もしくはサッカーボールを当て、身体を上下に動かし、もも前の筋肉をほぐしていきます。

 

まずは、使いすぎて硬くなっている筋肉をほぐしていきます。

 

②もも前のストレッチ 30秒

 

ほぐした筋肉を伸ばして、膝周りを引っ張りすぎないようにしてあげます。

 

膝を深く曲げるといたい方は、膝を曲げる角度を痛くないギリギリにし、そこから膝を後方へ引くようにしてみてください。

 

それでも、もも前の筋肉は伸びると思います。

 

③もも裏のストレッチ 30秒

 

 

姿勢を改善するためのストレッチです。

 

この姿勢の方は、もも裏の筋肉が縮んでいることが多いです。

 

しっかり伸ばして、立った状態で前屈して手の指全体が地面に付く程度の柔らかさを目指しましょう。

 

 

④スクワットトレーニング 20回(できる方はレベルアップ)

 

スクワットトレーニング動画 

 

最後に、身体にお尻の筋肉を優先的に使う為の動きを覚えさせていきます。

 

動画のポイントを意識して行ってみてください。

 

 

 

4,最後に

 

ここまで、読んでいただきありがとうございます。

 

何かお役に立てていれば幸いです。

 

人の身体は複雑です。ここで、私がお話しした内容が全てではありませんし、上記のトレーニングだけで、姿勢がかわらない、痛みが落ちない場合もあると思います。

 

そんな時は、原因をしっかりと見極め治療を行っている当院へ一度お越しください。

 

これから先、本気でサッカーを楽しむために必要な治療、リハビリを患者様と共に行っていくスタッフがそろって、いつでもお待ちしております。

 

 

スポーツラボ鍼接骨院 沖縄

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TEL:098-989-7370

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