アーチコラム ジャンプシュートを打つ時に、腰が痛くなる名古屋のハンドボーラーへ
【ジャンプシュートを打つ時に、腰が痛くなる名古屋のハンドボーラーへ】
こんにちは。
名古屋市千種区にあるスポーツラボ鍼接骨院・千種院に勤務しております太田です。
現在、私は柔道整復師の資格を取得後、一般の方からアスリートの方まで、怪我の治療やリハビリ、パフォーマンスアップのためのトレーニングを伝えさせていただいております。
私は高校3年間、部活動でハンドボールをしていましたが、「空中の格闘技」とも呼ばれる程の、激しい動きが多い競技ということもあり、自身やチームメイトにも怪我が絶えませんでした。
そこで今回は、プレーの基本でもある「ジャンプシュート時の腰の痛み」に着目し、原因とセルフケアについてお話させていただきます。
まずは、なぜジャンプシュートで腰が痛くなるのか。
腰が痛くなる原因の一つを紐解いていきたいと思います。
シュートを打つ時に「腰を反るな!」と言われたことはありませんか?
ジャンプシュートのバックスイング時、強いボールを投げようとするあまり、腰を反らしてしまう選手が多いのです。
では、なぜ腰を反って投げてしまうのか。
それは「胸椎の回旋」つまり、上半身を捻る動きが鍵となります。
胸椎とは、脊椎と呼ばれる背骨の一部分であり、他には頸椎や腰椎が存在します。
胸椎は脊椎の中でも身体を捻る動きが得意な部位です。
(図の青い部分が胸椎)
しかし、この胸椎の回旋がでないと、代わりに腰椎を反らせてバックスイングをしてしまうのです。
シュートを打つ度、腰椎を反る動きを繰り返すことにより、椎間板や椎間関節などに強いストレスをかけてしまい、腰の痛みの原因へとつながります。
そのため、腰椎の負担を減らすためにも胸椎の回旋は必ず必要となります。
では次に、その胸椎の回旋可動域を出すためのセルフケアをご紹介します。
- 胸椎回旋ストレッチ
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- 横向きで寝た状態から、上半身のみ反対側に開く
- 身体を開いた状態で深呼吸をする
- これを20秒程キープし、左右行う
- Cat&dogストレッチ
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- 両手、両膝をつき四つん這いの状態になる
- 顎を引き、背中を丸める(写真右)
- 胸を前方に突き出し胸の後ろを反る(写真左)
- これを10回ずつ行う
このストレッチを行えば、少しずつ胸椎の動きがでてきて、腰の負担を減らすことができるはずです。
今回は、ハンドボールのジャンプシュート時の腰の痛みについてお話させていただきました。
腰が痛いと感じる方は、このストレッチを実践し胸椎の可動域を広げてみてください。腰の痛みが軽減されるだけでなく、シュート力アップにも繋がるはずです。
他にもプレー中での怪我や身体の痛みなど、お困りの事がございましたらお気軽にご連絡ください。
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スポーツラボ鍼接骨院 千種院/A village千種
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太田 詩乃