アーチコラム 名古屋市内の野球選手へ ~球速向上に必要な事について~
こんにちは。柔道整復師の中川裕太です。
私は、スポーツラボ鍼整骨院 滝ノ水/A-Village滝ノ水にて、アスリートのパフォーマンスアップや痛みで困っている方を中心に診させて頂いております。
今回はピッチャーをしている選手に、一つでも役に立てばと思い書かせていただきます。
ピッチャーなら必ず一度は思ったことのあるであろう『球速向上』
これは、絶対にあると思っています。
もちろん、コントロール重視のピッチャーもいますので100%とは言いません。
今、世の中では様々な考えの元、トレーニングなどが進んでいると思っております。
この情報過多の中、とても便利ですが結局何をしたらいいのか分からなくなることもあると思います。
結局何が言いたいかと言うと、
自分に合ったトレーニングやストレッチが一番重要です!
自分に合ったとは、何かと言うと
何が問題で球速が上がらないかを分かった上で何をするかということです。
例えば、
①柔軟性なのか
②筋力なのか
③瞬発力なのか
④イメージなのか
など。
これらのどれが今の自分に重要なのかを知った上でトレーニングなどを取り組むと、結果が出てくるはずです。
普段私たちがどんな事を気にして診させて頂いているかをお話させて頂きます。
まず、
① 柔軟性
上半身・下半身共に重要になります。
一つあげるとしたら、開脚をして踵(かかと)と踵(かかと)の距離が最低身長分はほしいです。
ブリッジもきれいな放物線を描けるように反れると良いかと思います。
② 筋力
学年によりますが中学・高校生になると速筋線維(瞬発力を出せる筋肉)のトレーニングなども必要不可欠かと思います。
これは、次に説明する80%を超えていない選手に行うことで、速筋線維が太くなり爆発的な力を発揮しやすくなる選手が多いです。
例えば、
リリースポイントで指にかかりやすくなった。
ボールが垂れなくなった。
球速が上がった。
など。
③ 瞬発力
勢いをつけた垂直跳びと勢いなしでの垂直跳びの割合を計算します。
勢いなし垂直跳び÷勢いをつけた垂直跳び=0.8(80%)を超えることが理想です。
あとはアキレス腱の反射で跳ぶジャンプのスピードと速さを計測します。
プロ野球選手の垂直跳びの平均は70㎝とのことです。
④ 最後にイメージ
まず自分がどのように投げたいのか。
まず最初に考えるのはフォーム。だと思います。
プロ野球選手を見ているとわかると思いますが、様々な投げ方があります。
ということはフォームに答えなんてないんです。
自分が投げたいように投げるのがとても重要だと思います。
それもない選手は、まずは活躍されているプロ野球選手を見てみましょう。
球速向上するには、まず自分になにが必要なのかを知るのもいいかと思います。
何かご質問がありましたらお気軽にご連絡ください。
LINEでもご相談頂けます。
柔道整復師 中川裕太