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アーチコラム 千種区でランニング中、すぐに息が上がってしまうマラソンランナーへ

【千種区でランニング中、すぐに息が上がってしまうマラソンランナーへ】

 

 

 

こんにちは。

名古屋市千種区にあるスポーツラボ鍼接骨院 千種院に勤務しております尾崎翔太です。

 

現在、私は柔道整復師、鍼灸師の資格を持ち、一般の方からアスリートまで、怪我の治療やリハビリ、パフォーマンスアップのトレーニングを見させていただいています。

 

 

今回は、トレーニングのランニング中や普段の運動中に息がすぐに上がってしまう原因を肋骨の特徴からお話させていただきます。

 

みなさん、突然ですが、『リブフレア』という言葉を聞いたことありますか?

 

このリブフレアと言われる肋骨の特徴が、運動中に効率的な呼吸ができない原因になっている可能性があるんです。

 

では、リブフレアとは、どのような状態なのかを紹介していきます。

 

簡単に言えば、

肋骨の前面が広がり、浮き上がっている状態のことを言います。

 

とは、言っても、

自分の肋骨が開いている方なのか、基準がないとわからないですよね。

 

そんな方のための、簡単なチェック方法です。

 

 

 

 

 

この写真のように、

胸の前にある骨(胸骨)を頂点として、肋骨の前面でできたこの三角形の角度が90°以上の方はリブフレアと言えます。

 

 

では、このリブフレアが運動中の私たちの呼吸にどのような影響を与えるのかをお伝えしていきます。

 

私たちの呼吸に大きく貢献している筋肉に横隔膜があります。

この横隔膜は、肋骨の下面を塞ぐように付着しています。

 

 

 

 

 

そして、通常の呼吸の際には、

 

息を吸うとき

 

横隔膜が収縮

横隔膜が下に下がる

 

 

息を吐くとき

 

横隔膜が緩む

横隔膜が上に上がる

 

このように、横隔膜が動くことによって、肺の中の圧が変わり、空気を取り入れたり、吐き出したりしています。

 

ですが、リブフレアの方は、肋骨の前面が浮き上がり、広がっているので、

息を吸うときに収縮した横隔膜が、息を吐くときにしっかり緩めず、緊張したままになってしまいます。

 

横隔膜が緊張したままだと、肺の中に入っている空気をしっかり吐き出すことができないので、効率的な呼吸ができなくなってしまうんです。

 

 

 

 

 

 

では、最後に、

このリブフレアを改善するエクササイズを紹介します。

 

 ①仰向けに寝て、膝を90°に曲げる

 

 ②鼻呼吸で5秒間息を吸い、10秒かけて息を吐きだす

 

 ③ ②の息を吐く際に、自分で肋骨を内旋方向(おへその方向)に押さえながら誘導していく

 

 

これを10回×2セット行いしょう。

 

今回は、ランニング中の効率的な呼吸を妨げる『リブフレア』について紹介しました。

 

リブフレアの状態が長く続くと、もっと肺を広げて頑張って呼吸しようとして、

肩や首の筋肉を過剰に使って呼吸をしてしまいます。

 

そうなると、肩こりや首の筋肉の疲れにも繋がってしまいます。

 

なので、ぜひ、思い当たる方はリブフレア改善エクササイズを試してみてください。

 

 

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