アーチコラム その足首の捻挫、放っておくと大変!!名古屋(千種)で足首の捻挫を繰り返す方へ!捻挫予防のエクササイズ付き
『足関節捻挫を放っておくと大変』
こんにちは。スポーツラボ鍼接骨院千種の小池です。
私は、柔道整復師の資格を有し、資格取得後は整形外科にて6年間研修をつみ、そこで様々なケガの治療を学んだのち、スポーツラボ鍼接骨院千種で勤務しております。
ところで、“足首の捻挫”過去に経験されたことがある方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
そして、捻挫したことがある方、しっかり治療しましたか?
「これぐらい大丈夫かな。」
「放っておけば良くなるかな?」
「もうすぐ試合あるし、練習休みたくない。」
こんな方多いのではないでしょうか?
ちょっと待ってください!!
その捻挫、放っておくと大変です。
捻挫を放置すると・・・
→腫れがなかなか引かない
→足首が硬くなる
→足の外側に体重がかかりやすくなる
→結果、捻挫しやすくなる
今日は、
➀そもそも捻挫って何?
➁捻挫を放っておくとなぜ足首が硬くなる??
この様な内容でお話ししていきたいと思います。
➀そもそも捻挫って何?
捻挫とは、「異常な外力により関節包(関節を包んでいる袋)や靭帯(骨と骨をつなぐもの)の一部を損傷していても、関節相互面の適合性が保たれているもの」といわれています。
要するに、“グニって捻ってすじが伸びたー”っていうやつです。
捻挫は、手首、足首、膝、肩、腰などいろいろな場所で起こります。
中でもダントツで多いのは『足関節』です。
そりゃ全体重をあんな細い足首で支えながら動いてますからね。
で、足首も骨と関節の構造上、捻りやすい向きと、痛めやすい靭帯があります。
では足首の構造からみていきましょう。
写真のように足首はたくさんの骨とたくさんの靭帯から構成されています。
足首の捻挫で主に関わってくるのは、脛骨(すねの骨)、腓骨(脛骨の隣の骨)、距骨(脛骨と腓骨が乗っかる骨)になります。
靭帯は、この3つの骨がズレないように支えてくれています。
ところで、足首を捻る時、足首がどのような向きになるか想像してみてください。
そうです。
こうですね。
足首の構造上、内反し捻挫といって内側に捻ることが多いです。
そして、内側に捻るとまず前距腓靭帯という靭帯が伸びます。外くるぶしのところがパンパンに腫れるのはこの靭帯が傷ついているからですね。
問題はこの傷ついた靭帯を放っておくと・・・
どうなるのかですね。
そうなんです。
足首の背屈(足首を上にあげる動き)という動きが硬くなるんです。
昔、足首の捻挫をして、放っておいた方、足首かたまっていませんか?
足首の硬さをチェックする方法として、しゃがみ込みテストがあります。
写真のように、足をそろえたまま踵をつけてしゃがめるかやってみてください。
しゃがめなかった、もしくはかかとが浮いてしまう方、足首が硬くなっている可能性があります。
でも大丈夫です。
そんな足首が硬い方が、ご自身でできるケアの仕方をお伝えします。
➀ヒラメ筋のリリース 1分
https://www.youtube.com/watch?v=W8v0jg9jN5c
➁後脛骨筋のリリース 1分
https://www.youtube.com/watch?v=17mTMahsbr8
➂屈筋支帯のリリース 1分
https://www.youtube.com/watch?v=enBXZF1xO1Q
➃ヒラメ筋、後脛骨筋のストレッチ 20秒2セット
https://www.youtube.com/watch?v=IVLXJldvQ8o
捻挫を放っておいて、足首が硬くなってしまった方は、動画でご紹介したケアを続けて行ってみてください!!
今回は、捻挫を治療せず放置してしまうことで、足首が硬くなり再捻挫につながるリスクが増えるというお話をさせていただきました。
足首のケガに限らず、どんなケガでも初期の治療と復帰に向けてのリハビリはとても大事になってきます。
スポーツラボ接骨院千種店では、早期の外傷性捻挫や慢性的な捻挫への対処またはリハビリトレーニング、アスレティックトレーニングなど
様々な観点からのアップローチを得意としています。
現在ケガをしていない選手や過去の後遺症が残る方への治療やリハビリを得意としています。
ケガをしないことが一番ですが、もしケガをしてしまった場合、お気軽にご相談ください。
ケガの対応や予防などの質問もいつでも受け付けています。
ご連絡ください。
052-753-9909
スポーツラボ鍼接骨院
スポーツラボ鍼接骨院千種 柔道整復師 小池 隆史