O脚で膝の内側に痛みにお悩みの方、原因はこれです!(アスリート鍼灸整骨院 袋井院)

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アーチコラム 袋井でO脚で膝の内側に痛みにお悩みの方、原因はこれです!(アスリート鍼灸整骨院 袋井院)

 

こんにちは、柔道整復師の石川です。

 

私は、袋井市大門にある「アスリート鍼灸整骨院」にて、痛みのある方に対し、施術やリハビリトレーニング指導を行ってリます。

 

 

O脚が引き起こすかもしれない、膝内側の痛みについて紹介していきます。

 

特に女性に多いとされるO脚。

 

容姿が気になる方も多いのではないでしょうか。

 

そのO脚が徐々に、膝内側の痛みを引き起こすかもしれません。

 

 

 

そもそもO脚とはなんでしょうか?

 

初めに膝関節を構成する骨を解説します。

 

膝関節は大まかに4つの骨、上から大腿骨・膝蓋骨・脛骨・腓骨から構成されています。

 

 

 

O脚は正式には内反膝と呼ばれ、大腿骨に対して脛骨・腓骨が外旋する(外に捻じれる)ことと

下腿(脛骨・腓骨)が外方傾斜(外に傾く)することによって、O脚になってしまう事が多いです。

 

 

 

では、なぜO脚になることで膝内側の痛みが生じてしまうのでしょうか。

 

先ほど解説したように、O脚の状態とは脛骨・腓骨が外に捻じれている状態ですので、正常時とは異なるストレスが加わります。

 

 

・軟骨組織へのストレス

 

捻じれがあることにより、膝関節の動きも変化し、衝撃を吸収する役割を持つ軟骨組織(関節炎版・半月板)への負荷が変化し、

 

将来的変形性膝関節症などの変形が起きてしまう可能性もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

・筋肉へのストレス

 

筋肉は基本的に関節をまたいで骨と骨に付着しています。

 

膝の内側に付着する主な筋肉はこのようになっています。

 

 

 

 

では、膝の捻じれと外への傾きがある状態の筋肉はどうなっているでしょうか?

 

 

 

そうですね。

 

膝の内側につく筋肉は伸ばされるストレスが加わります。

 

引っ張られているストレスが加わることにより、筋肉はそれに耐えなければならず、

 

通常よりも使われている状態になり、痛みが発生しやすいです。

 

 

 

 

それに加え、関節の特性として、関節は動くのが得意な関節・安定させるのが得意な関節があります。

 

膝関節は動くのが得意で、安定させる関節ではありません。

 

そこに先ほど解説したような捻じれが加わることにより、より不安定な状態がつくられてしまい、さらに膝内側の筋肉にストレスが加わりやすくなります。

 

 

 

筋肉だけでなく、骨が衝突することによって痛みを生じたり、骨棘といって衝突による骨の変形が生まれたりすることもあります。

 

骨棘が生まれ痛みを生じる場合、一生付き合っていく可能性もあります。

 

骨の変形を元に戻すには手術以外に方法がありません。

 

 

そのような状態にならないために、O脚だと思ったら対処することが大切です。

 

 

 

早めの対処、例えば筋肉の硬さをとることや、インソールによって歩き方を変え、膝にかかるストレスを変えること、運動により必要な筋肉トレーニングすることなど、

 

できることはたくさんあります。

 

O脚は今現在痛みがなくても、これからの痛みの原因になるかもしれません。

 

気になることがありましたら、一度私たちにご相談ください。

 

 

 

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では次に、上半身が膝に与える影響についてお話させていただきます。

 

 

まず、下の2枚の画像をみてください。

 

左足接地時↑

右足接地時↑

 

 

下の写真2枚はIさんの歩行動画を撮り、

 

左足が地面についている瞬間と右足が地面についている瞬間で止めた画像です。

 

上半身の中心であるみぞおち付近に黄色の丸でしるしをつけています。

 

それと、地面についている足から黄色の丸まで、黄色の直線を引いています。

 

 

Iさんは、右膝がO脚気味です。

 

左膝は大丈夫なのに、右膝のみO脚気味なのです。

 

そんな方、いますよね。

 

片側の膝だけO脚が気になる人。

 

そんな方の多くは、Iさんと近い状態かもしれません。

 

 

見ていくポイントは2つです。

 

○ポイント1つめ

 

上半身の中心の位置が、右寄りなのか、左寄りなのか。 

 

 上半身の中心の位地、みぞおちの場所あたりです。

 

 

Iさんは、やや左寄りになっています。

 

 

上半身の中心が左寄りになっているということは、

 

左足が地面についている瞬間には、左足の真上に上半身が乗ってくれる

 

ということです。

 

 

そして、右足が地面についている瞬間には、

 

右足の真上には上半身は乗ってくれない

 

のです。

 

画像を見ると、右足が地面についている瞬間の、足からみぞおちまでの直線はやや左に傾いています。

 

 

上半身が右足に対して左方向にある、ということです。

 

そうなると左に倒れてしまいそうですが、Iさんは歩けていました。

 

その理由がO脚につながっていきます。

 

 

○ポイント2つめ。

 

 

骨盤が側方へ抜けるか否か。

 

足が地面へ着いた瞬間、骨盤が側方へ「くいっ」と抜けるかどうか。

 

右足が地面についている時、上半身が左にあると、左に倒れてしまう。

 

倒れないようにバランスをとるには、骨盤を右方向へスライドさせる必要がでてきます。

 

 

骨盤が右方向に抜けると、右の脚が右方向へ傾きます。

 

そうなると、膝がO脚方向へ曲がる力が加わってきます。

 

その力が、歩くたび毎回加わる。一日、一か月、一年、十年、数十年。

 

O脚の完成です。

 

 

 

 

 

 

O脚の痛みを根本から改善するには、膝ももちろ施術しますが、

 

姿勢を良くしていくことも、重要になってきます。

 

 

 

O脚が気になる方は、ご連絡ください。

 

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アスリート鍼灸整骨院 袋井院

 

石川瑞記

 

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