アーチコラム 浜松でデスクワークを長時間やると腰や首が痛くなる方へ。
パソコンが普及した今、椅子に座ってワードやエクセルで文字を打ち込んだり
インターネットで調べものをしたりする機会が増えました。
それに伴い、重労働でなくても腰や首が痛くなる人が増えています。
ではなぜ長時間のデスクワークで腰や首が痛くなるのでしょうか。今日はデスクワークの時の姿勢についてお話します。
さて、みなさんはデスクワークをしている時にどのような姿勢をしていますか。
①猫背タイプ
まず①タイプ
この姿勢はいわゆる猫背になっているタイプです。
デスクワークをしている人でこの姿勢のタイプは多いのではないでしょうか。
特徴は骨盤が後ろに倒れ、背中丸くなり、首が前に出ていることです。
完全に上からの重力に押し負けてしまっています。
あと2倍重力がかかったらきっと顔がPCに近づきすぎてしまって、もう文字なんかみえないでしょう。
完全に上からの重力に押し負けてしまっています。
他にもこのタイプの方は椅子に座っていると足を上げたくなったり、丸まった背中を伸ばそうとして椅子から落ちそうになったり、
椅子から立ちあがった際に膝が痛くなるタイプです。
しかしこの姿勢が一番楽で、ついついこの姿勢をしてしまう人も、多いのではないでしょうか。
②
続いて②のタイプ
このタイプはどうでしょう。
一見、いい姿勢に見えませんか?
そうです。これ良い姿勢だと思いがちなのです。
僕もこの業界に入るまで、これがずっといい姿勢だと思っていました。
僕は学生の頃、完全に①の猫背タイプでした。
姿勢が悪くなるたびに先生に背筋を伸ばしなさいと怒られるたびにこの姿勢をしていました。
しかし逆にこの姿勢になると腰が痛くなる。我慢しても3分が限界でした。
それはそうです。
完全にこれは腰を反りすぎています。
背筋は伸ばせば、伸ばしきるだけいいというものではありません。
これは頭の重み、重力を全て腰の骨で支えすぎています。
③
そしてタイプ③
ずばりこの姿勢が一番いいです。
背中とお尻が同じラインにあることが大切です。
背筋を無理に伸ばさず骨盤がしっかりと起き上がっています。
先程、重力の話が出ましたが、我々は重力可のもと生活しています。
目にはみえない重力。しかしとてつもないパワーを持っています。
常に頭の上から押されているような感じです。
その重力に負けないような姿勢を維持しなければいけません。
③の姿勢を取れない方はリリース、ストレッチをして固まっている筋肉たちをほぐすこと。
そして、長時間座っていられる体幹力をつけることが大切です。
最後に③も姿勢がどうしても取れない方へ応急処置。
骨盤を立てて肘を机について作業してみては。
決して一番いい姿勢とはいえませんが
①、②のタイプよりは負担が少ないです。
パソコンに顔が近くなりすぎないように注意してくださいね。
アスリート鍼灸整骨院 瀬名川店 津ヶ谷 淳