静岡市、サッカー、逆足、うまく蹴れない

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アーチコラム 静岡市で逆足でボールをうまく蹴れないサッカー少年・少女へ

こんにちは。

アスリート鍼灸整骨院で勤務している辻岡と申します。

 

私は鍼灸師の資格を有し、一般の方や学生、アスリートまで様々な年齢の方に対して痛みが出ないためのサポートをさせていただいております。

また、現在に至るまで東海大会に出場しているビーチサッカーチームやなでしこリーグ1部所属のチームにトレーナーとして帯同しており、スポーツ復帰に向けたリハビリ、パフォーマンスアップの為のトレーニング指導もしています。

 

 

これから夏にかけて学生のアスリートにとって大事な大会やセレクションなどが始まるため、目標としている大会やセレクションに向けてたくさんのサッカー少年、少女が日々トレーニングに来てくれています。

そんなサッカー少年、少女や親御さんからよく耳にする悩みとして

・利き足と逆の足でうまくボールを蹴れない

・利き足でばかりコントロールをしようとしてしまう

・利き足と比べてキック力が弱い

といったことがあげられます。

皆さんも同じような悩みを抱えておりこのコラムをみていただいているかと思います。

キック力アップに関しては以前ご紹介していますので、今回は逆足でも利き足と同じように蹴るための身体の使い方、トレーニングをお伝えしていきます!

 

キック力アップの記事はこちら

 

まず逆足でも利き足と同様にボールを蹴るためには

クロスモーションの動作獲得

がとても重要になります。

クロスモーションとは…

対角の手足を同時に後方へスイングし、その反動で振り子のように同時に前へスイングする動作のことです。

文章で見ると難しく感じますが、

サッカーのシュートモーション≒クロスモーションです。

そのためクロスモーションの形がうまくとれないと、キックのフォームがぎこちなくなったり思ったところへボールが蹴れなくなってしまいます。

 

では実際にキックのフォームを左右で比べてみましょう。

下の写真の方は利き足が右になります。

 

 

写真のキックフォームを比べてみると

蹴り足と対側の腕の位置

体幹の傾斜角度

に違いがあることが分かるかと思います。

蹴り足と対側の腕の位置が低くなってしまうと、腕を引いた反動をうまく使えなくなってしまいボールに伝わるエネルギーをロスしてしまったり体幹がブレる要因となることもあります。

体幹の傾斜角度も、地面に対して垂直に近くなってしまうと蹴り足も下の写真の右側のようにボールの下に入らなくなってしまうためボールの芯を捉えることが出来なくなってしまいます。

 

 

そこで今回は先程挙げた腕の位置や体幹の傾斜角度を改善するための筋肉のほぐし方やトレーニングをお伝えしていきます!

まずは腕の位置を改善する方法ですが、

腕の位置を上げるためには、胸椎や肩甲骨周囲の筋肉の柔軟性や可動域が必要になります。

そこで今回は肩甲骨や胸椎の可動域を出すためのほぐし方を2種類ご紹介します。

➀脇の下の筋肉のほぐし方

 

写真のようにサッカーボールを脇の下に当てて上下に動きます。

②胸の前の筋肉のほぐし方

 

うつ伏せになり胸と地面の間にボールを挟んで動かします。

 

どちらもお風呂上がりや朝起きたタイミングで行うのがオススメです。

時間は左右それぞれ1分間ずつが目安になります。

 

次に体幹の傾斜角度についてです。

体幹の傾斜角度を大きくするには軸足の安定性がとても重要になります。

軸足を安定させるにはお尻の横の筋肉を使って身体を支える必要があるのですが、

お尻の横の筋肉をうまく使えている選手はなかなか多くありません。

 

そこで実際に皆さんがどこの筋肉を使って身体を支えているか確認してみましょう。

確認方法は簡単で、床で30秒間片脚立ちをしてみてください。

多くの方が足の裏や指、ふくらはぎが疲れてしまうのではないでしょうか。

 

片脚立ちでお尻の横の筋肉のトレーニングを2つご紹介します。

➀シザース

 

写真のように横向きで寝て、上側の足を身体と一直線になるように伸ばします。

次に、伸ばした足を上下に動かします。

20回×2setが目安です。

〈注意点〉

足を上下に動かす際にくの字にならない

足を上げたときに骨盤が後ろに倒れない

 

②立位シザース(前後)

 

写真のように片脚で立ち、反対側の足を後ろに引いて戻します。

こちらも20回×2setが目安です。

〈注意点〉

足を動かした際に体幹が前後左右にブレない

軸足の上に体幹が乗るように意識

 

どちらも自宅で簡単に出来るメニューなので、

利き足と逆足でうまくボールを蹴れないと感じている方は是非行ってみてください!

 

今回は自宅で出来るような基礎的なメニューをお伝えしましたが、試合でのパフォーマンスを上げていくためにはスクワットやジャンプなどを加え、更に強度を上げたメニューも必要になります。

ボールの蹴り方や身体の使い方をみて、個人に合わせたオリジナルのメニューを作成してトレーニングを行っているため興味のある方は気軽にご相談ください。

また、キック動作で痛みがある方の動作分析や治療も行っておりますので、サッカーのプレー中、プレー後に出る痛みでお困りの方も是非一度ご連絡ください。

 

ご精読いただきありがとうございました。

 

アスリート鍼灸整骨院 瀬名川店

静岡県静岡市葵区瀬名川1丁目31-19

☏ 054-297-3811

辻岡 伸也

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