アーチコラム 袋井でバスケットをしている時すねの内側が痛くなる、シンスプリントと診断された方へ
袋井でバスケットをしている時すねの内側が痛くなる、シンスプリントと診断された方へ
こんにちは。アスリート鍼灸整骨院の仲と申します。
主に痛みのある学生アスリートから一般のの方までのスポーツ復帰や日常生活で痛みが出ないためのサポートをさせていただいております。
『バスケット中、ダッシュするとすねの内側痛くなる…』
『シンスプリントと診断されたけど、どうやって治すか分からない』
『ジャンプの着地で痛みが強くなる…』
こんなお悩みがバスケット選手から多く寄せられます。
すねの痛みは何かというと、
シンスプリントと言ってすねの骨の脛骨の内側に痛みが出る状態のことを言います。
別名脛骨過労性骨膜炎ともいい、骨の膜に炎症がでたり
酷くなると脛骨の疲労骨折を伴い治るのが遅くなってしまいます。
このように骨膜の炎症で痛みが出るシンスプリントですが、筋肉の引っ張りにより骨膜、
または筋肉自体に痛みがで出ることが多いです。
すねの内側についている筋肉は大きく三つあり
- ヒラメ筋
- 長趾屈筋
- 後脛骨筋
それらの筋肉がすねの内側についており、この筋肉が骨膜を引っ張る事により
骨膜に炎症が出たり、筋肉そのものに炎症ができ痛みがでます。
(※青く光っている筋肉を指しています)
筋肉の引っ張りで痛みが出るシンスプリントですが、何も原因がなければ筋肉は引っ張られません。
ではなぜ引っ張られるのか?
これは、足の形が内側に倒れる扁平足または外側に倒れるハイアーチの足が原因で
余計に筋肉を引っ張りすぎて痛みが出ている可能性が高いです!
扁平足とは下の写真のような足で、土踏まずが下がっている足をいいます。
先程すねの内側の筋肉である長趾屈筋、後脛骨筋はすねの内側を走行し、最後土踏まずの骨に付着し土踏まずが内側につぶれないよう支えています。
扁平足の方は足が内側に倒れようとしてしまうので、内側の筋肉が引っ張られてしまい痛みが出ます。
逆にハイアーチとは?
先程と真逆の足で下の写真のように土踏まずが上がっている足の方をいいます。
この足の方は逆に土踏まずが潰れにくい足なので一見良いように見えます。
ですがジャンプなどの衝撃が加わった際、ある程度土踏まずは潰れた方が衝撃緩和され痛みが出にくいのですが、全く土踏まずを潰せないと足に衝撃を直に受けてしまうため、圧迫ストレスにより筋肉が硬くなり痛みが出る事が多いです。
シンスプリントのケア方法はこちらから↓
https://www.arch-treat.com/news/detail/198
ここまで、足の形でシンスプリントになる原因が強くなることをお伝えしましたが、
なかなかここまではっきりと、自分の足の形がどっちか分かりにくい方もいらっしゃると思いますし、扁平足とハイアーチの要素を両方持ち合わせて痛みが出ている人も多くいます。
当院では、痛いところはもちろんですが、なぜそこが痛くなってるのか?
どうしたら良くなるのか?をしっかり問診時にお話しさせていただき、その方にあった治療を提案させていただいています。
痛みがあって思うように運動出来ていない方、ご気軽にご相談ください!
アスリート鍼灸整骨院 袋井
柔道整復師 仲 早詠子