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トレーナー活動日記 聖隷クリストファー高校サッカー部トレーナー活動 VS藤枝明誠

こんにちは、アーチ鍼灸整骨院の坂本です。

私は国家資格である柔道整復師の資格取得後、

整骨院で働きながら、

自身が学生時代にサッカーを

していたこともあり、

トレーナー帯同などもさせていただいております。

 

 

聖隷クリストファー高校サッカー部

選手権決勝トーナメント初戦

トレーナー報告です。

 

今回の対戦相手は第一シードである

藤枝明誠高校です。

新人戦では準優勝している強豪校との一戦。

 

会場は藤枝総合グラウンド

スタンド席がある立派な

グラウンドです。

 

 

選手たちの体調と

身体の状態を聞きながら

ケアや、テーピングを行いました。

 

 

試合前のミーティングで

小阪監督は

 

「どこが相手でもやることは変わらない。

 

相手の方が技術的には上だろうが、

自分たちのやるべきことをやる。

 

優勝のためには一戦一戦、

やるべきことをして戦って

強くなるしかない。

 

辛くても走る。

 

それだけの練習をしてきた。

 

勝ちたいという気持ちを

前面に出して

元気よく行こう。

 

と選手のモチベーションをあげます。

 

 

 

いつもとは違う、とても素晴らしい環境。

 

 

 

 

そこに、選手たちは動じるかと思っていましたが、

選手たちはいつもと変わらず、

集中していました。

 

 

 

 

ウォームアップゾーンでいつものように

声を出し、元気よくアップを始めます。

 

 

 

そして、13時30分

キックオフです。

 

 

 

 

 

キックオフからいつものように

前線からのプレスをかけていきます。

 

ペースは聖隷が

がっちり握ります。

 

相手に対しプレスをかけ、

パスミスを誘い、

相手に思うようなプレーを

させません!!

 

やるべきことを全員がやっていました!!

 

前半30分。

 

相手のバックバスを、

キーパーがキャッチし

ハンドの判定

 

ペナルティエリア内からの

間接フリーキックとなります。

 

会場がどよめきます。

 

笛が鳴り、シュートを狙いますが

壁に阻まれ、跳ね返ったところを

直接蹴りこみ、

待望の先制点!!!

 

前半31分 1-0

 

ここで選手たち、浮かれずに

やるべきことをやりつづけます。

 

相手DFが後ろでつなぐところを、

プレスをかけ、奪います。

 

そこを前線に繋ぎ、

ドリブルでGKをかわし、

無人のゴールへ流し込み

前半38分 2-0

 

 

このまま聖隷ペースで

前半を終えます。

 

ロッカールームで選手たちは

興奮冷めやらぬ状態でした。

 

 

そこで小阪監督は

 

「落ち着け。

まだ半分が終わっただけだ。

変わらずやるべきことをやろう。」

 

とチーム全体を落ち着かせます。

 

 

後半が始まります。

選手たちは変わらず前線からプレスをかけます。

 

 

しかし、相手のコーナーから

キーパーのクリアを

直接蹴りこまれ失点します。

2-1

 

その後は、一進一退の攻防

が続きますが、

相手のサイドチェンジなど

振り回されるシーン

が増えてきました。

 

 

そして、後半24分

あいてのサイドチェンジから

左サイドで突破を許し

中に切り込まれ

ワンツーから失点を許します。

2-2

 

オフサイドのようにも見えましたが、

判定は覆らず、続行。

 

 

その後は、プライドをかけた

まさに魂のぶつかりあい

でした。

 

 

後半になっても

勝利のために

限界を超えて全力で走る姿。

それはまさに、

聖隷のサッカーそのものでした。

 

 

前線の高い位置で競り勝ち、

ボールを拾い、

全員がゴールへ向かい走ります。

何度もチームを救ってきた

エースへボールが渡ります。

 

シュートの直前で

ペナルティエリア内で倒されますが、

ノーホイッスル。

 

 

試合は2-2のまま

延長前後半10分ずつ。

 

 

藤枝明誠は感じたはずです。

 

いつまでこのハイプレスは続くのか?

 

ここでも聖隷は

走り続けます。

 

さすがに疲労が見えてきます。

 

それでも走り続けます。

 

互いが死力を尽くし、

延長戦もスコアレス。

 

 

 

 

そしてPK戦に突入。

 

ここで地力の差

出てしまいます。

 

 

相手キーパーの好セーブもあり

3-2で敗戦

となりました。

 

 

 

 

とても激しい戦いで

素晴らしい試合でした。

 

共に戦えたことを

誇りに思います。

 

3年生は引退となり、

世代が交代します。

 

この悔しさを決して忘れず、

気持ちを受け継いで

戦っていってほしいと思います。

 

 

ここまで戦ってきて

色々なことを乗り越えても

叶わないことがあります。

 

そんな世の中でも

諦めずに戦い続けること

それをずっと

小阪監督は伝え続けていました。

 

彼らの高校サッカーという

舞台は終わってしまいました。

 

それでも、

人生という道は

まだまだ続きます。

 

長い人生の中で

何を目標にして

何をするべきなのか

考えること。

 

小阪監督から

とても素晴らしいことを

3年間で学んだと思います。

 

大きく羽ばたいていってください!

 

 

 

 

 

これからも聖隷高校サッカー部の

応援よろしくお願い致します。

 

 

アーチ鍼灸整骨院

 

静岡県浜松市中区葵東2-8-14

 

TEL:053-523-9190

 

柔道整復師

 

坂本裕哉

 

 

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